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「安定感抜群!11セクターで最も好調な、公益セクターETF『VPU』ってどんなETF?」(2022年9月版)

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

このブログでは、毎月、米国株11セクターのETFを分析をしています。

2022年9月 米国株 ETF 11セクター比較(好調なセクター、不調なセクターが、一目瞭然!) - 『タクドラたみ』

 

その中で、現状、最も、順調に右肩上がりで上昇しているセクター別ETFは『VPU(公益セクターETF)』です。

 

そこで、セクターローテーションからも、引き続き、期待できる、公益セクターETF『VPU』について、超要約しました(100秒で読めます)。

 

VPU基本情報

「VDE」・・・バンガード 生活必需品セクターETF

公益セクターと言われても、いまいちピンとこないかも知れません。

それも、そのはず、米国の電力会社やガス会社中心のETFで、日本では馴染みの少ない地味な会社で構成されているからです。

日本で言うなら「東京電力」「関西電力」や「大阪ガス」のような会社の集まりです。

基本情報

Bloomberg より 筆者編集(2022/9/18)

上位組み入れ10銘柄

上位組み入れ銘柄は、馴染みが薄いかも知れませんね。

Bloomberg より 筆者編集(2022/9/18)

・老舗の電力会社が多いです。

・分配金は、そこそこ高いですが、直近、株価の上昇で利回りが下がっています。

・今後の、急成長は期待しにくい一方、公益企業なので、不況時でも安定した業績が期待できます。

・業績に関係なく、リーマンショックやコロナショックといった、暴落局面では、株価は下がりますが、下げ幅は、他のセクターに比べ少ないです。

 

「VPU」「VOO」「VYM」リターン比較

株価推移比較

 

「VPU」・・・「公益セクターETF」

「VYM」・・・「バリュー株」を多く含む高配当ETF

「VOO」・・・「S&P500」に連動したETF

 

【年初来(短期)チャート】

Googleファイナンスを元に筆者編集

年初来「VPU」は、「VYM」に対アウトパフォームしています。

そして、インデックスの王道「VOO(S&P500)」とは、比較にならないくらいです。

 

【長期(約25年)チャート】

Googleファイナンスを元に筆者編集

コロナショック後「VOO」は、爆発的な値上がりをしましたが、長期目線では「VPU」「VOO」は、あまり差がありません。

 

補足ですが、このチヤート比較では「VPU」のパフォーマンスが良すぎるので「VYM」が、いまいちなETFに見えますが、全く、そんなことはありません。現に、私自身「VYM」を保有していますし、投資信託で「SBI・V・VYM」を、積立てています。

 

トータル・リターン比較

「VPU」高配当ETFではないですが、配当金は高めです。

Bloomberg より 筆者編集(2022/9/18)

値上がり益と分配金を合わせた、トータル・リターンの比較です。

Bloomberg より 筆者編集(2022/9/14)

このグラフから「VPU」は、下落局面に強く、安定した運用が期待できることが分かります。

また、直近1年間のみ切り取ると、リターンは「VPU」最も良かったです。

そして「景気サイクル」の観点から、景気回復期の利下げ局面に向かうまで「VPU」は「VOO」に対し、高リターンを出すことが期待できます。

 

「VPU」分配金推移

筆者作成(2022.9.18)

株価の上昇により、分配金の利回りは、じわじわ下がっていますが、

分配金は、安定的に、右肩上がりの傾向で増配しています。

 

購入のタイミングなど

「一括投資」「積立投資」いずれにも適したETFです。

・一括購入の場合は、リーマンショック(2008年)や、コロナショック(2020年)などの、暴落のタイミングがいいと思います。

その場合、投資資金を、3ヶ月から半年ほどの間に、2回から6回に分け、購入するのがいいと思います。

 

最後に

 

・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

 

・この記事が、読まれた方の、投資の参考になれば嬉しいです。

 

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。

 

 

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