こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、以前の「備忘録」の続きです。
とは言え、投資の考え方について、個人的に、非常に重要なエッセンスと考えています。
今回の内容は、複利の効果を下げる分配金です。
早速、今回の結論です。
複利のパワーを最大限使い、資産の最大化を目指すのであれば、投資信託「SBI・V・VYM」を選択します。
しかし、お金は、使ってからっこそ、始めて価値を生み出します。
ヘッジファンドの帝王、レイ・ダリオ氏は「富とは購買力」と言ってます。
分配金を受け取り、それを、ありがたく使いながら、富を実感しつつ、投資のモチベーションを維持しながら、投資を継続するのであれば、ETF「VYM」を選択します。
私は、以前の書いたこのシリーズの記事で、分配金は、資産の「自動売却」と書きました。
と同時に『強制売却』とも書きました。
『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?②(「分配金」と「取り崩し」の本質的意味)』 - 『タクドラたみ』
ETF『VYM』と
投資信託『SBI・V・VYM』を
語る上で、外せない点は、
『VYM』の、分配金『強制受け取り』と
『SBI・V・VYM』の『自動再投資』です。
以前の記事で、ETF『VYM』の、分配金の自動売却は、資産の取り崩しに、決断や選択がなく、精神的には楽と書きました。
その反面、ETFは、分配金の受け取り時、都度、30%近い税金を徴収されます。
分配金を再投資し、資産の最大化を目指すのであれば、『VYM』の分配金という、株式の『強制売却』は、好ましくありません。
一方『SBI・V・VYM』は、分配金は課税されることなく『自動再投資』されます。
それにより、分配金に課税されることなく、複利のパワーが、最大化され『VYM』に比べ、増える資産は多くなります。
課税の先送りで、資産を最大化する手法・考え方は、投資の神様「ウォーレン・バフェット」の投資哲学のひとつとしても、有名な話です。
とは言え「経費率が『VYM』の0.03%に対し『SBI・V・VYM』の0.1238%程度と『VYM』の方が、経費率が低いだろう」と思われるかも知れません。
しかし、分配金に対し、30%弱の課税が課せられる事を踏まえれば、経費率の差は、それに比べ、微々たるものです。
この、分配金の『強制受け取り』と『自動再投資』を、どう考えるかは、どちらに投資するのかについて、外せない問題です。
資産を、どのタイミングで、どれだけ取り崩すのかの、決断と選択のストレスを、回避したいのであれば、ETF『VYM』を選択し、
決断と選択のストレスよりも、資産の最大化を目指すのであれば、投資信託『SBI・V・VYM』を選択します。
今回も、最後まで、読んでくださり、本当にありがとうございます。
今回も「備忘録」という形で、簡単に、まとめましたが、いかがだったでしょうか?
ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」は、似て異なるものです。
『どちらを選択すべきか?』について、様々な角度から考えてみては、いかがでしょうか?
ここまで書いて、何なのですが、「VYM」に投資するにあたり、私の場合、ETFと、投資信託の、両方に投資するハイブリッド戦略をしています。
投資信託での積み立て投資は、非常に退屈です。
しかも、株価の変動や、SNSなどの声などを、言わば、無視する形で、様々な誘惑と闘いながら、ストイックに取り組まなければなりません。
人間は、感情を持つ生き物で、全ての判断を合理的に判断するのが、非常に困難です。
それゆえ、積み立て投資を止めてしまう人は、後を絶ちません。
ドルコスト平均法での積み立て投資が、いかに有効かを、知っていたとしても、それを継続できなければ、積み立て投資の効果は発揮できません。
中・長期投資では、相場から退場せず、長く続けるが重要だという事は、私たちは、既に知っています。
それを踏まえた上で、この記事が、読まれた方にとって、少しでも投資の参考になれば、嬉しいです。
記事下に、このシリーズの1回目と2回目にリンクを貼ってますので、是非、そちらも参考にしてください。
『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?①(資産形成期編)』 - 『タクドラたみ』
『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?②(「分配金」と「取り崩し」の本質的意味)』 - 『タクドラたみ』