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『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?②(「分配金」と「取り崩し」の本質的意味)』

 

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

今回は、前回の「備忘録」の続きです。

 

とは言え、投資の考え方について、個人的に、非常に重要なエッセンスと考えています。

 

 

まず、お詫びからですが、前回の記事

『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?①(資産形成期編)』 - 『タクドラたみ』

は、備忘録とは言え、結論があいまいでした。

 

改めて、前回の結論は

 

資産形成期、どちらを選択すべきか?について

 

ドルコスト平均法での積み立ての場合

少額、且つ、定額で、一度設定すれば、自動買い付けが可能な

投資信託『SBI・V・VYM』を選択し

※正式名称「SBI・V・米国高配当株インデックス・ファンド」

 

株価が下落した際など、瞬時に底値買い(ナンピン買い)ができ、

しかも、経費率の安い

ETF『VYM』を選択するのがベター

 

という結論でした。

 

 

それでは、ここから、今回のテーマに、入っていきます!

 

早速、結論です!

 

ETFの分配金と、投資信託の取り崩しの、本質的意味は同じです。

 

仮に、ETF『VYM』で100万円の資産があったとします。

年間の分配金利回りが、3.5%だったとすれば、

資産100万円の中から、35,000円が、私たちに支払われます。

 

一方、投資信託『SBI・V・VYM』で資産が100万円あったとします。

その内の、3.5%である、35,000円を取り崩したとします。

 

この2つは、結果は同じなので、ETFの分配金と、投資信託の取り崩しの、本質的意味は同じになるのです。

 

しかし、その35,000円を、私たちが手に入れるプロセスには大きな違いがあります。

それゆえ、私たち人間は感情を持つ生き物なので、受け止め方が、大きく異なってくるのです。

 

そもそも、分配金は、ETFに組み込まれている企業の配当金の集合体です。

 

したがって、個別株投資の配当金同様、強制的に私たちに支払われます。

強制的というと、マイナスのイメージになりますが、

別の言い方をすると資産の自動売却です。

 

分配金という名の、資産の強制売却(自動売却)の場合、私たちに、

いつ分配金が支払われるのか?や、

いくら分配金が支払われるのか?

についての、選択肢がありません。

 

一方、投資信託の取り崩しの場合

自らの判断で、いつ資産を取り崩すのか?

いくら資産を取り崩すのか?を

決断しなくてはなりません。

 

つまり、資産の手動売却なのです。

 

「証券口座で、毎月とか、自動的に売却する設定をすればええやん!」

と言われそうですが、

 

すみません。それは、違います。

「その自動売却の設定は、私たち自らの判断で、手動で行わなければなりません。」

 

また、

「毎年、1月に、3.5%ずつ機械的に取り崩せばええやん!」

と、言われそうですが、

そんな簡単なものではありません。

 

株価が、どんなに下がっていても、精神的苦痛を伴わない、

機械的な取り崩しができるでしょうか?

 

下落時の取り崩しは、ただでも、株価が下がり、資産が減っているのに、

取り崩した結果、さらに資産が減ります。

 

また、株価が、急上昇している時に、割り切って、

取り崩しができるでしょうか?

 

株価の急上昇のタイミングでの取り崩しは、将来の資産額を、確実に減らしてしまいます。

 

仙人のような、メンタルの持ち主であるなら、心配はないと思いますが、

多くの人は、おそらく

「あのタイミングで、売却すべきではなかった」とか

「売却額を、もう少し、調整すべきだった」という

未練が、少なからず残り、精神的苦痛をもたらします。

 

しかも、ETFで資産を積み上げていった人の場合、

購入タイミングや、購入額を、自らの判断で行ってきたため、

決断力が鍛えられ、また、決断が裏手に出た時のメンタルも強くなっています。

 

しかし、投資信託でドルコスト平均法での積み立てで、資産を積み上げていった場合、

継続力についてのメンタルは、かなりの強さがあったとしても、

購入タイミングや、購入額を、自らの判断で行ってこなかったため、

決断力と、決断が裏手に出た時のメンタルは、ETFで資産を積み上げていった人に対し、劣る傾向になるのは、感覚的に理解できるかと思います。

 

資産の取り崩しにおいて、ETFの分配金と投資信託の取り崩しの本質的意味は同じです。

 

しかし、ETFの分配金という名の資産の強制売却に対し、投資信託の取り崩しは、精神的苦痛を伴いやすいです。

 

 

今回も、最後まで、読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

今回も「備忘録」という形で、簡単に、まとめましたが、いかがだったでしょうか?

 

次回も、『ETF「VYM」と、投資信託「SBI・V・VYM」どちらを選択すべきか?』について、別の角度から、切り込んでいく予定にしています。

 

この内容が、読まれた方にとって、少しでも投資の参考になれば、嬉しいです。

 

 

 

前回の記事では、どちらかというと、投資信託『SBI・V・VYM(SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド)』の方がいいよねぇ~という感じの内容でしたが、

今回は、ETF『VYM』の方がいいよねぇ~という内容でした。

次回は、また、ちゃぶ台を返す内容になりそうです(汗)。

とは言え、投資において重要なエッセンスになると思います。

 

「どちらに投資すべきか?」は、悩ましすぎる課題ですが、みなさんは、どう考えるでしょうか?

 

 

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