直近、長期金利は上昇傾向
債券価格は、きれいな逆相関で下落傾向
米国債10年(1年チャート)
TLT(1年チャート)
TLT(iシェアーズ 米国債20年超ETF)
→代表的な米国長期国債ETF
市場の概況
債券の利回りと、債券価格は、逆相関の関係です。
昨年末頃の市場予測は、米国の政策金利は、今後下がり、
債券価格は、上昇していくと、見られていました。
しかし、現状、米国のインフレは、回復傾向とは言え、
沈静化したと言い切れず、
強い経済データが発表され続けています。
その結果、直近の債券の利回りは、上昇傾向で、
債券価格は、下落傾向です。
しかし、今後、金利が下がるとすれば、債券価格は上昇します。
タクドラたみの私見
私見ですが、現状の債券価格は、安値付近と考えています。
ただし、未来の金利や、債券価格が、確実にこうなると、私は予測できません。
それゆえ、時間分散しながら、少額でコツコツ、買い増しています。
本記事は「私の、金融資産2,000万円への挑戦!」の一環で行っている
債券系ファンドの投資実績です。
債権投資2つの柱
① アクティブ投資
売却益と高い分配金を狙う、攻めの投資として、高いリターンを追及。
「TLT」「EDV」「HYG」
【現状】
「EDV」は、NISA口座で買えますが
「TLT」と「HYG」は、毎月分配型のファンドのため、NISA口座では買えません。
「EDV」のみ、チャンスを見て買い増しています。
② インデックス投資
老後に備え、守りの投資として、パッシプに長期運用。
「eMAXIS Slim 先進国債券」
【現状】
毎月、NISA口座の成長投資枠で買い増ししています。
(つみたて投資枠では買えません)
4月時点の運用実績
運用実績
【運用期間1年4カ月】
含み益は、年初頃、一度は、プラスに転じましたが、今月、再び、マイナスになってしましました。
昨年、夏から秋にかけ、投資額が減少しています。
理由は、レバレッジ型の「TMF」と「USA360」を売却しためです。
どうやら、私には、レバレッジ型の投資対象は、合わなかったようです(^_^;)
私は、投資を、机上の空論で行うのは、イマイチと考えています。
少額で、いろいろ試しているうちに、自分自身にとって、ベストな投資ができると実感しているからです。
レバレッジ型のファンドが、私にとって、合わなかったことに対し、マイナスに受け止めていません。
私にとって債券は、重要な投資対象と位置付けているので、リスクを抑えつつ、コツコツ買い増しています。
売却してしまった「TMF」や「USA360」は、値動きの幅が大きいですが、悪いファンドではありません。
債券は値動きが少なめです。
それゆえ、債券系のレバレッジ型ファンドは、私は、売却した今でも、人によって、向き不向きがあると思いますが、有効な投資先と考えています。
米国の政策金利と 投資実績 比較
私の運用損益率は、マイナス方向です。
しかし、いずれ、米国は利下げに向かうと思われます。
その結果、運用実績は、好転する算段です。
(未来のことは、分かりませんが…)
ポートフォリオ
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(投資信託)
・TLT(米国債20年超ETF)
・EDV(長期米国債ETF)
・HYG(米ドル建てハイイールド社債ETF)
当月(3/10~4/7) 購入ファンド
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
➡ 4,000円分
・EDV(長期米国債ETF)
➡ 1株(約11,000円分)
当面の方針
一般的に、債券は株式に比べ、値動きの幅は小さいです。
しかし、高利回りを狙うには、比較的リスクの高いファンドが必要。
ただ、私にとって、レバレッジ系は、精神的に負担大。
とは言え、「TLT」「EDV」「HYG」も、比較的攻撃的なファンド。
攻めのアクティブ投資では、当面、この長期国債など、高利回りのETFで戦っていきます。
上述しましたが、NISA口座では「TLT」と「HYG」が、買えません。
今後は「eMAXIS Slim 先進国債券」と「EDV」を、買い増していく方針です。
ただし「EDV」以外に、NISAで買える、手数料1%以下の優良ファンドがあれば、購入の検討をします。
現状、この条件にあてはまる、いいファンドを私は知りません。
ご存じの方は、教えていただけると嬉しいです。
「EDV」は、ETFです。
タイミングを見て下落で買うのが、いいと思います。
しかし、私はタイミングをつかんだ投資が苦手なので、のんびり、時間を分散しながら、少しずつ購入する予定です。
インデックス投資の「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」は、守りの投資として、毎月積み立てをしていきます。
この方針による投資は、個人的な考えを元に実行しているもので、推奨しているものではありません。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・私は「新NISA」の1,800万円ある、非課税投資枠を埋めることすら厳しい、低所得の低資産層です。
したがって、現状の「米国の生債券」は魅力満載ですが、非課税口座で運用ができないなどの理由で、超残念ですが断腸の思いで断念しました(T_T)。
・債券は、一般的にリスクの小さい『守りの資産』と言われています。
代表的なファンドは
米国ETFの場合「AGG」「BND」
投資信託の場合「eMAXIS Slim 先進国債券」
などが一般的でしょう。
「米国生債券」は、これ以上に、現状、高利回りが期待できる安全資産です。
一方、レバレッジ型の「TMF」、
「TLT」「EDV」などの長期国債タイプ、
ジャンク債(ゴミ債券)と呼ばれる「HYG」は、
比較的投機性が高いと言われています。
債券投資は、目的などで、全く投資対象が変わってきます。
・この記事が、少しでも、投資の参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。
【参考記事】
【注目の米国債ETF比較】『SHV』『TLT』『EDV』『TMF』
【直近の株式投資全体の実績】
私の「債券系ファンドの運用実績」は、こんな感じですが「投資口座全体」は、下のリンクからご覧ください。
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タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter