『タクドラたみ』の米国株投資

『米国株投資』で 老後資金 2,000万円作りに 挑戦中!

『金価格が上昇する4つの理由』

 

ここんところ、米国株、全然、パッとせぇへんね。

 

せやから、米国株のリスクヘッジで、新興国株と、米国債券、そして、金に注目してんねん。

 

【直近6ヶ月のチャート】

青の線、「S&P500」

黄色の線、金ETF『GLD』

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.20)

 

去年の11月頃から、ドル安が進んでるから、金のETF上がってるやろ♪

でも、金価格が上がる理由は、それだけやないねんで!

 

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

米国のドル安が進む中、今回は、

 

①「金の価値が高い理由」

 

②「金価格が上昇する4つの理由」

 

③「金の投資法」

 

の3ステップで進めていきます。

 

 

『金の価値が高い理由』

今は、米ドルが世界の基軸通貨です。

そかし、通貨の歴史を振り返ると、それは、最近のことです。

私が生れた50年位前までは「金本位制」でした。

つまり、それまで長い歴史の中で「金」が「お金の中心」だったのです。

それゆえ、今なお、世界中の人々のこころの中で、最も信頼されている「お金」は「金」と言われています。

 

「ドル」と「金」どっちの方が信頼できる?

 

ウチは、紙切れより、キラキラしてる「金」やな✨

 

 

金の価値が高い理由は、一般的に、以下の、大きく2つの理由があります。

 

金の価値が高い理由

 

① 希少性と需要が高い。

 

② 信用と流動性がある。

 

 

① 希少性と需要が高い

諸説ありますが、一般的に、これまで採掘された金の量は、約19万トン程です。

この量は、オリンピックの公式プールの、わずか3.8杯分位です。

また、地中から新たに採掘できる金の埋蔵量は、約5万トン位しかないとされています。

新たに、金の大きな発見がない限り、希少性の高さは維持されるでしょう。

 

② 信用力と流動性がある

【信用力】

紙幣や株券、債券などは、国や企業が発行しており、その後ろ盾があります。

しかし、国や企業の信用が低下すると、それらの価値は下がり、

国や企業が破綻すると、それらは、ただの紙クズになってしまう可能性があります。

 

しかし、金はそのものに価値があり、価値がなくなるとは考えにくく、最も、価値の安定した「安全資産」と認識されています。

 

かつての日本も、敗戦が見えてきた戦時中、空襲の際、現金ではなく、金の延べ棒を持って、逃げたそうです。

 

その後、敗戦により、国家の信用を失った日本は、円の価値が大暴落するというハイパーインフレになりました。

 

【流動性】

金は世界のどの国でも、現金と交換でき、流動性が高いのも特徴です。

 

価値がなくなる事がなく、常に現金などに換えられるため、金は、世界中で圧倒的な信用力があると認識されています。

 

『金価格が上がる4つの理由』

 

金価格が上がる4つの理由

 

① 地政学的リスクが高まった時

 

② 通貨の価値が下がった時

 

③ インフレが懸念される時

 

④ 中国、インドでの需要が増えた時

 

 

① 地政学的リスクが高まった時

金は「有事の金」として知られています。

 

戦争やテロの危機の際、通貨の価値が下がるので、金は買われやすく、金価格が上昇します。

 

1970年代後半から1980年代前半の、度重なる中東戦争の時や、同時多発テロの時、金価格は大きく上昇しました。

 

しかし、それを見計らって、大量に金を売る投資家もいるので、現在では当てはまらない場合もあります。

 

② 通貨の価値が下がった時

戦争などでも通貨の価値は下がりますが、為替によりドル安などでも、通貨の価値は下がります。

 

通貨安は通貨の信用が下がるので、必然的に金価格は上昇します。

 

③ インフレが懸念される時

インフレとは、モノ(コモディティ・商品)に対して、通貨の価値が下がることです。

 

それゆえ、物価の上昇は、金がコモディティとしての側面も持っているため、金価格も上昇します。

 

モノとしては、金の装飾品などもあります。

 

またインフレになると、金利が上がるので、金利上昇も金価格上昇のシグナルです。

 

④ 中国、インドでの需要増

中国は、金の最大の産出国であり、最大の消費国です。

中国人は、華やかさや派手さを大切にし、地位や権力をアピールする事に重要性を持っている文化で、自国の生産量で不足する需要は輸入しています。

 

インドは、金がほぼ産出されません。

しかし、伝統的に金を大切にする文化で、全人口の約6割の農村地域では、銀行口座を持たず、金の装飾品を身に着けるなどで財産の保有をしています。

 

インドの国民全体で、世界のどの中央銀行よりも金を持っており、その量は2万トンを超えるといわれています。

 

この中国とインドで、世界の金の年間生産量の約6割が買い占められているため、金価格に大きな影響を与えます。

 

中国人もインド人も、私たち同様、安く買いたいと思っています。

 

金価格が下がると、金を買う人増えるので、金は暴落しにくい側面もあります。

 

『金の投資法』

① 現物

・金地金の購入(ゴールドバー、金の延べ棒)

・金貨の購入

・純金積み立て(証券会社で月々1,000円から、ドルコスト法で定額購入の広告を目にします(^^;))

・アンティーク コインの購入

② 金融商品

・ETFで投資

・投資信託で投資

・金鉱株に投資

・金先物で投資

※純金積み立て、ETF、投資信託、金鉱株が、投資しやすいと思います。

私は、ETF『GLD』と『GLDM』、金鉱株の『ニューモント(NEM)』で投資しています。

 

手軽に買いやすいオススメは、

今(2023.1.20)1株、38.40$(約5,000円弱)で買える『GLDM』やで!

 

『金投資について』

下のチャートは、

「S&P500(青の線)」

「金ETF『GLD』(黄色の線)

約40年の比較です(『GLD』は組成以来、約20年)。

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.20)

 

金は、株式に対し値動きが小さいです。

 

どちらかというと、金投資は、資産を増やすものというより、暴落しにくいので、資産を減らさない投資と、イメージした方がよさそうです。

 

なので、資産形成期には、あまり必要ないかもしれません。

 

資産形成期は、金を買って株の暴落に備えるより、株の暴落時に、買い向かうことで、資産の最大化が目指せるからです。

 

また、株の暴落時、金や債券を売り、下落した株を買うという作戦で資産を増やすというのも作戦のひとつです。

 

最後に

 

今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

・本記事は、当ブログで、2021年6月に上げた記事を、最新の情報も入れ、アップデートしたものです。

 

・これからも、資本主義社会の恩恵を受けられるよう、一緒に勉強していきましょう!

 

・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)など、はてなブロブやTwitterで、コメントお願いします。

 

・投資スタイルは、人によって千差万別。この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

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