直近、私たち日本の投資家にとって
債券価格を動かした大きな要因
① 米国債券市場の主なトピックは
1.米雇用統計
(まちまちの結果ですが やや悪化傾向)
2.パウエル議長の議会発言
➡ 利下げ開始は遠くない
② 日銀のマイナス金利解除への動き
➡ 日本の実質的な利上げは近い
こんにちは!タクドラたみです♪
市場は、米国の利上げは終わり、今年(2024年)いつから利下げが始まるのかを、予測し始めています。
その影響で、ようやく、債券価格は、上昇に向かいつつあります。
金利が下がれば、債券価格は上昇します。
個人的に、現状は、まだ、安値付近考え、時間分散しながら、少額でコツコツ、買い増しています。
本記事は「タクドラたみ,金融資産2,000万円への挑戦!」の一環で行っている
債券系ファンドの投資実績です。
債権投資2つの柱
① アクティブ投資
売却益と高い分配金を狙う、攻めの投資として、高いリターンを追及。
「TLT」「EDV」「HYG」
② インデックス投資
老後に備え、守りの投資として、パッシプに長期運用。
「eMAXIS Slim 先進国債券」
3月時点の運用実績
運用実績
【運用期間1年4カ月】
① アクティブ投資(サテライト投資)
一昨年末ごろから、米国の利上げは、そろそろ終わり、債券価格は上昇するだろうと見込み、債券系ファンドのアクティブ投資を再開しました。
この投資の目的は、利下げのタイミングで投資するもので、超長期の資産運用的な投資ではありません。
資産の最大化を、比較的少なめの資金で目指す、サテライト投資です。
とは言え、利下げの時期が、どんどん後ズレし、実績はイマイチ。
② インデックス運用(コア投資)
こちらは、超長期投資です。
1年ほど前から、投資信託の「eMAXIS Slim 先進国債券」を、月1,000円くらいの少額から、様子を見ながら買い始めました。
直近、2月は、4,000円分、積立しました。
私は、老後の資産取り崩し期、インデックス投資は、株式と債券のリバランスをしながら、資産運用を行う予定です。
インデックス投資は、そのための、コア投資です。
「eMAXIS Slim 先進国債券」は、超値動きの少ない投資対象。
特定口座からNISA口座口座への買い替えの際、証券口座アプリの確認の仕方が、イマイチよく分からなく誤差はありますが、なんとか、プラスで推移しています。
(3/9時点で+1,140円(^_^;))
昨年、夏から秋にかけ、投資額が減少しています。
理由は、レバレッジ型の「TMF」と「USA360」を売却しためです。
どうやら、私には、レバレッジ型の投資対象は、合わなかったようです(^_^;)
私は、投資を、机上の空論で行うのは、イマイチと考えています。
少額で、いろいろ試しているうちに、自分自身にとって、ベストな投資ができると実感しているからです。
レバレッジ型のファンドが、私にとって、合わなかったことに対し、マイナスに受け止めていません。
その上で、私にとって債券は、重要な投資対象と位置付けているので、その後、コツコツ買い増しています。
売却してしまった「TMF」や「USA360」は、値動きの幅が大きいですが、悪いファンドではありません。
債券は値動きが少なめです。
債券系のレバレッジ型ファンドは、私は、売却した今でも、人によって、性格の差があり、向き不向きがあると思いますが、有効な投資先と考えています。
長期金利推移(米国債10年)
直近の米雇用統計は、雇用が強かった(非農業部門雇用者数が増加、約20万人→約27.5万人)一方、
失業率は増え(3.7%→3.9%)、平均時給の前年比は下がりました(4.4%→4.3%)。
また、パウエル議長が、議会で「利下げ開始は遠くない」という発言がありました。
この結果、米国10年国債利回り推移は下がりました。
米国10年国債利回り推移
米国の政策金利と 投資実績 比較
私の運用損益率は、改善方向に向かっています。
今後、米国は利下げに向かうと思われます。
運用実績は、好転する算段です。
為替の動向が悩ましいですが
前向きに捉えています。
ポートフォリオ
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(投資信託)
・TLT(米国債20年超ETF)
・EDV(長期米国債ETF)
・HYG(米ドル建てハイイールド社債ETF)
当月(2/5~3/9) 購入ファンド
・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
➡ 4,000円分
・EDV(長期米国債ETF)
➡ 1株(約11,000円分)
当面の方針
一般的に、債券は株式に比べ、値動きの幅は小さいです。
しかし、高利回りを狙うには、比較的リスクの高いファンドが必要。
ただ、私にとって、レバレッジ系は、精神的に負担大。
とは言え、「TLT」「EDV」「HYG」も、比較的攻撃的なファンド。
攻めのアクティブ投資では、当面、この長期債や、格付けが低く高利回りのETFで戦っていきます。
しかし、NISA口座では「TLT」と「HYG」が、買えません。
今後は「eMAXIS Slim 先進国債券」と「EDV」を、買い増していく方針です。
ただし「EDV」以外に、NISAで買える、手数料1%以下の優良ファンドがあれば、購入の検討をします。
現状、この条件にあてはまる、いいファンドを私は知りません。
ご存じの方は、教えていただけると嬉しいです。
「EDV」は、ETFです。
タイミングを見て下落で買うのが、いいと思います。
しかし、私はタイミングをつかんだ投資が苦手なので、のんびり、時間を分散しながら、少しずつ購入する予定です。
インデックス投資の「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」は、守りの投資として、毎月積み立てをしていきます。
この方針による投資は、個人的な考えを元に実行しているもので、推奨しているものではありません。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・私の場合、「新NISA」の1,800万円ある、非課税投資枠を埋めることすら厳しい、低所得の低資産層です。
したがって、現状の「米国の生債券」は魅力満載ですが、非課税口座で運用ができないなどの理由で、超残念ですが断腸の思いで断念しました(T_T)。
・債券は、一般的にリスクの小さい『守りの資産』と言われています。
代表的なファンドは
米国ETFの場合「AGG」「BND」
投資信託の場合「eMAXIS Slim 先進国債券」
などが一般的でしょう。
「米国生債券」は、これ以上に、現状、高利回りが期待できる安全資産です。
一方、レバレッジ型の「TMF」、
「TLT」「EDV」などの長期国債タイプ、
ジャンク債(ゴミ債券)と呼ばれる「HYG」は、
比較的投機性が高いと言われています。
債券投資は、目的などで、全く投資対象が変わってきます。
・この記事が、少しでも、投資の参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。
【参考記事】
【注目の米国債ETF比較】『SHV』『TLT』『EDV』『TMF』
【直近の株式投資全体の実績】
私の「債券系ファンドの運用実績」は、こんな感じですが「投資口座全体」は、下のリンクからご覧ください。
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タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter