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【注目の米国債ETF比較】『SHV』『TLT』『EDV』『TMF』

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

米国の利上げ終了が見えてきたことで、債券への注目が高まってきています。

 

そこで今回は『SHV』『TLT』『EDV』『TMF』の4つの米国債ETFの比較を、「AGG」「VOO」を絡めながら見ていきます

 

本記事は、どの債券ETFが最も優れているのか? という着眼点ではありません。

 

どの債券ETFを選択し投資するのか? や、債券に投資すべきかどうかは、人それぞれです。

 

また、この記事は、ボリュームを最小限にし、ポイントを抑えやすくするため、専門用語などの解説は、ほぼしません。

 

その代わり、用語の解説について、ところどころ、リンクできるよう記事を構成しました。

 

 

この記事の結論

 

残存期間の短い債券ETF『SHV』の、値動きの幅が小さく、

長期国債EFT『TLT』『EDV』は、残存期間が長いため、値動きの幅が大きくなる。

(『SHV』「AGG」『TLT』「VOO」比較 )

 

② 通常の債券よりストリップ債『EDV』方が、値動きの幅は大きくなる。

(『TLT』『EDV』比較 )

 

③ レバレッジ型ETF『TMF』は、株式以上⁉の値動きになる

(『TMF』『TLT』「VOO」比較 )

 

 

『SHV』『TLT』『EDV』『TMF』5年比較チャート

『SHV』➡ 米国短期国債ETF

『TLT』➡ 米国債20年超ETF

『EDV』➡ 長期国債ETF

   (ストリップス債)

『TMF』➡ 20年超国債ブル3倍ETF

青色・・・『SHV』

黄色・・・『TLT』

水色・・・『EDV』

オレンジ・・・『TMF』

Google ファイナンス を使い 筆者編集
(2023.7.3)

この比較チャートが、

この記事の結論です!

 

一般的に債券は株式より値動は小さい

まず、資産運用の債券の代名詞的存在のツートップ「AGG」「BND」と、

代表的な株価指数でS&P500に連動する「VOO」の比較で、

債券の値動きの小ささを確認します。

【「AGG」「BND」「VOO」比較】

【過去5年比較チャート】

青色 ➡「AGG」(総合債券ETF)

黄色 ➡「BND」(総合債券ETF)

水色 ➡「VOO」(S&P500)

Google ファイナンス を使い 筆者編集

【このチャート比較で分かること】

①「AGG」と「BND」の値動きの差は、誤差レベル。

債券ETF(AGG、BND)は、株式「VOO(S&P500)」に対し、値動きの幅は小さい。

 

期間が短い ➡ 値動き小さい、期間が長い ➡ 値動き大きい

次に、

『SHV(米短期債ETF)』

「AGG(総合債券ETF)」

『TLT(米国債20年超ETF)』

「VOO(S&P500)」

の比較で、期間の長さと、値動きの幅について確認します。

【『SHV』「AGG」『TLT』「VOO」比較】

【過去5年比較チャート】

青色 ➡「SHV」(米短期債ETF)

黄色 ➡「AGG」(総合債券ETF)

水色 ➡「TLT」(米国債20年超ETF)

オレンジ ➡「VOO」(S&P500)

Google ファイナンス を使い 筆者編集
(2023.7.3)

【このチャート比較で分かること】

『SHV』の値動きは、ほぼない。

『TLT』は「AGG」よりも、値動きの幅が大きい。

③『TLT』は「VOO」よりも、値動きの幅は小さい

 

通常の債券より、ストリップス債は、値動きが、やや大きい

次に『TLT』と『EDV』の値動きを確認します。

●『TLT』

iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF

 ⇑ 上のリンクは、販売会社「ブラックロック」のページ

●『EDV(ストリップス債)

バンガード 超長期米国債ETF

 ⇑ 上のリンクは、販売会社「バンガード」のページ

 

【『TLT』『EDV』比較】

【過去5年比較チャート】

青色 ➡「TLT」(米国債20年超ETF)

黄色 ➡「EDV」(長期国債ETF)

Google ファイナンス を使い 筆者編集
(2023.7.3)

【このチャート比較で分かること】

●『TLT』より『EDV』の方が、値動きの幅が大きい。

(通常の債券より、ストリップス債の方が値動きの幅が大きい。)

 

『TLT』と『EDV』について、比較などの詳細は、下のリンクを参照ください。

 

※ ⇓ のリンクは「Bloomberg」です。

TLT 銘柄 - iシェアーズ米国債20年超ETF 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Markets

EDV 銘柄 - バンガード超長期米国債ETF 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Markets

 

※ ストリップス債は、たぱぞうさんのブログの解説が分かりやすいです。

ストリップス債を使ったディフェンシブ投資 - たぱぞうの米国株投資

「利息が無い分、安く買える債券」と、まとめられています。

 

個人的には、ストリップス債は、複利効果があることも、特徴と考えています。

中長期の資産形成に向けて はじめてみませんかゼロクーポン債 | 外国債券 | JTG証券

上の記事では、ゼロクーポン債と表現していますが、ストリップス債と同じようなイメージでいいと思います。

 

『TLT』と『EDV』を、どう考えるかは、人それぞれで、優劣はありません。

この記事では『EDV』の方が、値動きの幅が大きい点のみを、着眼点にしています。

 

レバレッジ型債券ETF『TMF』の値動きは株価より大きい!

『TMF』20年超国債ブル3倍ETFのレバレッジ パワーを、

『TMF』『TLT』「VOO」のチャートで確認します。

特に『TMF』と「VOO」に注目してください。

 

【『TMF』『TLT』「VOO」比較】

【過去5年比較チャート】

青色 ➡「TMF」(20年超国債ブル3倍ETF)

黄色 ➡「TLT」(米国債20年超ETF)

オレンジ ➡「VOO」(S&P500)

Google ファイナンス を使い 筆者編集
(2023.7.3)

【このチャート比較で分かること】

「TMF」の値動きの幅は「VOO」より大きい。

債券とは言え、レバレッジ型になると、そのパワーは大きい。

 

注意点!

『TMF』は、レバレッジ型ETFです。

指数が下落した後、元の価格に戻っても、株価は元の価格に戻らないことです。

【100$が、30%下落し、30%上昇した場合】

100ドル × 0.7(30%下落)=70ドル

70ドル × 1.3(30%上昇)=91ドル

指数が戻っても、株価は100ドルから91ドルまでしか回復しない。

 

上記の理由などで、一般的に、レバレッジ型ファンドは、長期保有に向かないと言われてます。

『TMF』も同様です。

コーヒー, カップ, テーブル, 飲む, 飲料, エスプレッソ, お茶, マグ

最後に

 

・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

・この記事は、債券ETFのチャート情報の一部を切り取ったのみです。

投資判断をするには、あまりにも情報が少な過ぎます。

その点、ご了承ください。

 

・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。

 

・投資スタイルは、人によって千差万別です。少しでも、参考になれば嬉しいです。

より多くの人が、リスク許容度の範囲で投資し、金融資産を増やすことで、未来に、より希望が持てるといいですね。

 

 

 

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