こんにちは!タクドラたみです♪
「株って、安い時に買い、高くなったら売り、その差額で儲けるもの。」
私なんかは、それが出来なくて苦労しています。
ドルコスト平均法とは?
「ドルコスト平均法」とは、米国で「dollar cost averaging」呼ばれ『「ドル(お金)」を「コスト(資金)」で「平均(均等)」に運用する方法』という言葉です。
つまり「定額積立」という意味です。
つまり、
「ドルコスト平均法」は、
毎月1万円ずつなど定額、
同じ銘柄を買い続ける、
株式などでする
長期の資産運用法なんや♪
ここは、日本なんやから「円コスト平均法」の方が、分かりやすいような…
ドルコスト平均法の効果
「ドルコスト平均法」は、株価が、高くても、安くても、毎月定期的に買うことで、価格変動の影響を少なくする「時間分散」の考え方に基づいています。
では、具体例で見ていきましょう!
「定量積立」も
「ドルコスト平均法」による
「定額積立」も
「時間分散」をした投資法です。
しかし、その違いがポイントです。
(1)は、毎月同じ株数を購入する
「定量積立」。
(2)は「ドルコスト平均法」による
「定額積立」。4ヶ月、積立した結果です。どちらも、合計で、同じ40,000万円投資しました。
(1)の「定量積立」は、
40株購入できたのに対し、
(2)の「定額積立」
(ドルコスト平均法)は、
46.7株購入できました。
「平均購入単価」も、1,000円に対し、856円と安くなりました。
買うなら安い方がいいですよね!
「ドルコスト平均法」は、株価が高い時に少ない株数しか買わず、安い時に多くの株が購入できるので、1株あたりの平均購入単価が安くなりやすいのです。
「ドルコスト平均法」で、
株を買っていくと、
安く買いやすいんやで♪
積立開始時期になどより、必ずしも上の表のようにはなりませんが、長期的に右肩上がりの銘柄だと、利益を出しやすいです。
とは言え、永遠に下がり続ける銘柄をつかんでしまうと、損失は避けられません。
長期的に、右肩上がりになると信じられる銘柄を、しっかり選択したいですね。
「ドルコスト平均法」は投資信託で行うと、とても継続しやすいです。
クレジットカードを使いポイントをもらうお得な「クレカ投信」を使うのもいいです。
また「NISA」や「iDeCo」での運用は、節税メリットもあるので、さらに、いいと思います。
私の考える、積立投資に最適な4銘柄は、こちらの記事を参照ください。
注)「定量積立」には「バリュー平均法」という投資法があります。
この投資法は、投資資金に余裕がないと、継続が困難ですが、メリットもあり、いい投資法のひとつです。
興味ある方は、是非、調べてみてください。
ドルコスト平均法のメリット5選
① 定額・定期購入の設定を一度したら、その後、手間がかからない。
② 専門的なスキルや、分析が不要。
③ 相場の動向に一喜一憂しなくていい。
④ 高値掴みのリスクが軽減できる。
⑤ 平均購入単価を下げやすい。
【① 定額・定期購入の設定を一度したら、その後、手間がかからない 】
ただし、同じインデックス(S&P500のような指標)に対し、経費率が安いといった、新しく、いいファンド(投資信託)が出たら、ファンドの乗り換えくらいはしたいですね。
【② 専門的なスキルや、分析が不要 】
とは言え、年に数冊くらいは、本を読んだりして、投資の勉強をしましょう。
以前、読んだ名著と言われる本を、読み返すのもいいと思います。
これをしないと、株価の暴騰時や暴落時に、やっていいけない行動をするリスクが高くなります。
【③ 相場の動向に一喜一憂しなくていい 】
日々、変動する株価を気にする必要はありません。
20年後や、30年後、どうなっているかが重要です。
10年に1度のペースで、暴落は発生していますが、それより長期で、私たちは戦っています。
【④ 高値掴みのリスクが軽減できる 】
株価が高い時も、安い時も、定額、淡々と積み立て続けることで、株価が、高い時だけ買ってしまうことは、自然に避けられます。
【⑤ 平均購入単価を下げやすい 】
株価が安い時には多く買え、高い時には、少なく買うことになります。
それにより、平均購入単価は下がりやすいです。
ドルコスト平均法のデメリット5選
① 購入手数料がかさむ場合がある。
② 投資信託の運用手数料。
③ 売るタイミングで損失の可能性あり。
④ 投資タイミングの機会損失。
⑤ 短期でのハイリターンは期待しにくい。
【 ① 購入手数料がかさむ場合がある 】
分割購入のため、一括購入に対し、購入手数料がかかりやすい。
購入手数料0円の「ノーロード」がおすすめ。
【 ② 投資信託の運用手数料 】
個別株の場合、自分で管理しているので、信託手数料はかかりませんが、投資信託(ETF)の場合、管理・運用を委託しているので、手数料が発生すします。
信託手数料が、0.01%前後の安いファンドがおすすめです。
【 ③ 売るタイミングで損失の可能性あり 】
売却のタイミングで暴落の可能性があり、元本割れリスクがある。
長期的に、基準価格(株価)が右肩上がりのファンドを買い、暴落時の狼狽売りはNG。
【 ④ 投資タイミングの機会損失 】
愚直な定額積み立てでは、株価下落時に、一気に購入し、大きなリターンを狙う戦略はできない。
凄腕で専業などのトレーダーには不向きですが、一般の素人投資家の場合、投資タイミングを狙った購入は、個人的に難しいと思います。
【 ⑤ 短期でのハイリターンは期待しにくい 】
大量の投資資金を一気に投入した短期売買では、損失のリスクはありますが、短期でのハイリターンが狙える可能性があります。
しかし「ドルコスト平均法」は、投資タイミングをずらしながら、投資資金を投入するので、短期で「テンバガー(10倍株)」を狙い、一気に儲ける可能性がほぼない。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・この記事が、少しでも、読まれた方の参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。
・この記事は、2021年10月に書いた記事を、3度目のリライトです。
【タクドラたみが影響を受けた本】
『資産運用の常識を変えた伝説の一冊!』