『タクドラたみ』の米国株投資

『米国株投資』で 老後資金 2,000万円作りに 挑戦中!

「ドルコスト平均法」とは?メリット5選、デメリット5選

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こんにちは!タクドラたみです♪

 

「株って、安い時に買い、高くなったら売り、その差額で儲けるもの。」

 

と、簡単に言われても、それが難しいのですよね。

私なんかは、それが出来なくて苦労しています。
 
そして、これから投資を始めようと考えているものの
 
「今、株価が下がってるから怖い」とか
 
「もっと株価が安くなってから買おう」という理由で、
 
なかなか始めるタイミングをつかめない方も、いるのではないでしょうか?
 
そんな、私たちの強い見方が「ドルコスト平均法」です!

 

ドルコスト平均法とは?

「ドルコスト平均法」とは、米国で「dollar cost averaging」呼ばれ『「ドル(お金)」を「コスト(資金)」で「平均(均等)」に運用する方法』という言葉です。

つまり「定額積立」という意味です。

 

つまり、

「ドルコスト平均法」は、

毎月1万円ずつなど定額

同じ銘柄を買い続ける

株式などでする

長期の資産運用法なんや♪

 

ここは、日本なんやから「円コスト平均法」の方が、分かりやすいような…

 

ドルコスト平均法の効果

「ドルコスト平均法」は、株価が、高くても、安くても、毎月定期的に買うことで、価格変動の影響を少なくする「時間分散」の考え方に基づいています。

 

では、具体例で見ていきましょう!

「定量積立」

「ドルコスト平均法」による

「定額積立」

「時間分散」をした投資法です。

しかし、その違いがポイントです。

(1)は、毎月同じ株数を購入する

「定量積立」

(2)は「ドルコスト平均法」による

「定額積立」

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4ヶ月、積立した結果です。どちらも、合計で、同じ40,000万円投資しました。

(1)の「定量積立」は、

40株購入できたのに対し、

(2)の「定額積立」

(ドルコスト平均法)は、

46.7株購入できました。

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「平均購入単価」も、1,000円に対し、856円と安くなりました。

買うなら安い方がいいですよね!

「ドルコスト平均法」は、株価が高い時に少ない株数しか買わず、安い時に多くの株が購入できるので、1株あたりの平均購入単価が安くなりやすいのです。

「ドルコスト平均法」で、

株を買っていくと、

安く買いやすいんやで♪

 

積立開始時期になどより、必ずしも上の表のようにはなりませんが、長期的に右肩上がりの銘柄だと、利益を出しやすいです。

 

とは言え、永遠に下がり続ける銘柄をつかんでしまうと、損失は避けられません。

 

長期的に、右肩上がりになると信じられる銘柄を、しっかり選択したいですね。

 

「ドルコスト平均法」は投資信託で行うと、とても継続しやすいです。

 

クレジットカードを使いポイントをもらうお得な「クレカ投信」を使うのもいいです。

 

また「NISA」「iDeCo」での運用は、節税メリットもあるので、さらに、いいと思います。

 

私の考える、積立投資に最適な4銘柄は、こちらの記事を参照ください。

 

注)「定量積立」には「バリュー平均法」という投資法があります。

この投資法は、投資資金に余裕がないと、継続が困難ですが、メリットもあり、いい投資法のひとつです。

興味ある方は、是非、調べてみてください。

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ドルコスト平均法のメリット5選

 

メリット5選

① 定額・定期購入の設定を一度したら、その後、手間がかからない。

② 専門的なスキルや、分析が不要。

③ 相場の動向に一喜一憂しなくていい。

④ 高値掴みのリスクが軽減できる。

⑤ 平均購入単価を下げやすい。

 

【① 定額・定期購入の設定を一度したら、その後、手間がかからない 】

ただし、同じインデックス(S&P500のような指標)に対し、経費率が安いといった、新しく、いいファンド(投資信託)が出たら、ファンドの乗り換えくらいはしたいですね。

 

【② 専門的なスキルや、分析が不要 】

とは言え、年に数冊くらいは、本を読んだりして、投資の勉強をしましょう。

以前、読んだ名著と言われる本を、読み返すのもいいと思います。

これをしないと、株価の暴騰時や暴落時に、やっていいけない行動をするリスクが高くなります。

 

【③ 相場の動向に一喜一憂しなくていい 】

日々、変動する株価を気にする必要はありません。

20年後や、30年後、どうなっているかが重要です。

10年に1度のペースで、暴落は発生していますが、それより長期で、私たちは戦っています。

 

【④ 高値掴みのリスクが軽減できる 】

株価が高い時も、安い時も、定額、淡々と積み立て続けることで、株価が、高い時だけ買ってしまうことは、自然に避けられます。 

 

【⑤ 平均購入単価を下げやすい 】

 株価が安い時には多く買え、高い時には、少なく買うことになります。

それにより、平均購入単価は下がりやすいです。

 

ドルコスト平均法のデメリット5選

 

デメリット5選

① 購入手数料がかさむ場合がある。

② 投資信託の運用手数料。

③ 売るタイミングで損失の可能性あり。

④ 投資タイミングの機会損失。

⑤ 短期でのハイリターンは期待しにくい。

 

【 ① 購入手数料がかさむ場合がある 】

分割購入のため、一括購入に対し、購入手数料がかかりやすい。

購入手数料0円の「ノーロード」がおすすめ。

 

【 ② 投資信託の運用手数料 】

個別株の場合、自分で管理しているので、信託手数料はかかりませんが、投資信託(ETF)の場合、管理・運用を委託しているので、手数料が発生すします。

信託手数料が、0.01%前後の安いファンドがおすすめです。

 

【 ③ 売るタイミングで損失の可能性あり 】

売却のタイミングで暴落の可能性があり、元本割れリスクがある。

長期的に、基準価格(株価)が右肩上がりのファンドを買い、暴落時の狼狽売りはNG。

 

【 ④ 投資タイミングの機会損失 】

愚直な定額積み立てでは、株価下落時に、一気に購入し、大きなリターンを狙う戦略はできない。

凄腕で専業などのトレーダーには不向きですが、一般の素人投資家の場合、投資タイミングを狙った購入は、個人的に難しいと思います。

 

【 ⑤ 短期でのハイリターンは期待しにくい 】

大量の投資資金を一気に投入した短期売買では、損失のリスクはありますが、短期でのハイリターンが狙える可能性があります。

しかし「ドルコスト平均法」は、投資タイミングをずらしながら、投資資金を投入するので、短期で「テンバガー(10倍株)」を狙い、一気に儲ける可能性がほぼない。

 

最後に

 

・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

・この記事が、少しでも、読まれた方の参考になれば嬉しいです。

 

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。

 

・この記事は、2021年10月に書いた記事を、3度目のリライトです。

 

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