こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、私が今期待している『USA360』を、なぜ買っているのかについて解説します。
「債券なんかに興味ないよ!」
「アクティブ ファンドに投資するのは愚の骨頂!」
「レバレッジなんてもっての外!」
と、お考えの方は多いと思います。
しかし、今回は、株式(債券)投資についての考え方を中心とした内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
「USA360」とは
ファンド名:
『楽天・米国レバレッジバランス・ファンド (愛称「USA360」)』
ファンドを簡単に説明すると、
米国株(VTI)に90%、米国債に10%の投資比率ですが、
10%の米国債部分に27倍のレバレッジを利かせ、
90%+270%=360%(3.6倍)にしたファンドです。
個人的には、米国債の価格上昇局面(利下げ局面)に力を発揮すると考えています。
裏を返せば、米国債の価格下落局面(利上げ局面)では魅力が少なく、バイ&ホールド(長期保有)には、私は向いていないと考えています。
(考え方は人それぞれですが…)
詳しくは、下のリンクを参照ください。
「USA360」を買う5つの理由
① 市場平均以上のリターンを狙っているから
② 債券価格上昇の期待が持てるから
③ 債券にレバレッジが効いているから
④ アクティブファンドのわりに手数料が安い
⑤ 投資元本の90%は「VTI」に投資されているから
① 市場平均以上のリターンを狙っているから
配当金を目的としない、アクティブ投資の目的は、市場平均(S&P500)より高いリターンを狙っているから。
② 債券価格上昇の期待が持てるから
今後、想定される利下げ局面では、セオリーでは債券価格は上昇します。
③ 債券にレバレッジが効いているから
米国債部分のレバレッジに期待する理由は2つ。
1.債券価格は株式に比べ、極端に値動きが少ないので、多少の債券価格上昇くらいでは、あまりリターンが期待できないので、レバレッジ効果に期待している。
2.債券価格が上昇しても、それ以上に円高に振れると、債券価格上昇の恩恵を受けることができないので、レバレッジ効果に期待している。
④ アクティブファンドのわりに手数料が安い
● 買い付け手数料・・・なし
● 信託報酬・・・年0.4945%程度
● 信託財産留保額(解約手数料)・・・なし
⑤ 投資元本の90%は「VTI」に投資されているから
「USA360」は、米国債部分のレバレッジに目が行きやすいです。
しかし、このファンドの投資元本の90%は、米国株にまるっと投資する「VTI(全米株式」)です。
「VTI」は、S&P500のインデックスファンドと、ほぼ同類です。
つまり、10,000円投資する場合、9,000円分は全米株式に、1,000円分は、レバレッジの効いた米国債に27,000円分として運用するイメージです。
こういう、投資アプローチも、私はアイデアの一つと思います。
「S&P500」「USA360」「先進国債券」チャート比較
私は「UAS360」に、市場平均の目安である「S&P500インデックス」よりも、高いリターンを追及しています。
「S&P500インデックス」は、その代表的なファンドである『eMAXIS Slim S&P500』を比較対象にしました。
下のチャート比較では、参考までに、純粋な債券ファンドである『eMAXIS Slim 先進国債券』も比較対象として チャートに入れました。
ちなみに『eMAXIS Slim 先進国債券』も、私自身買っています。
【過去3年 比較チャート】
青・・・『eMAXIS Slim S&P500』← 市場平均
ピンク・・・『USA360』
緑・・・『eMAXIS Slim 先進国債券』
緑の債券ファンドでは分かりにくいですが、
ピンクのUSA360は、米国で行われているいる、昨年の利上げ開始以降、ズルズル基準価格を、下げてきました。
しかし、昨年の後半以降、利上げの打ち止めが意識されるようになってから「USA360」は、下げ止まりをしてるように見えます。
【直近1年 比較チャート】
青・・・『eMAXIS Slim S&P500』← 市場平均
ピンク・・・『USA360』
緑・・・『eMAXIS Slim 先進国債券』
期間を、1年にして見ると、昨年10月頃の株安時は、USA360が最も下落しました。
株安と、レバレッジの効いた債券が、同時に値を下げたからです。
とは言え、私は、この頃、USA360のチャンスが近づいてきたと感じ、昨年11月頃から購入を開始しました。
【直近3ヶ月 比較チャート】
青・・・『eMAXIS Slim S&P500』← 市場平均
ピンク・・・『USA360』
緑・・・『eMAXIS Slim 先進国債券』
直近、3ヶ月の比較では三つどもえです。
私は、当初、利上げの終了を3月頃と見込んでましたが、いまだに利上げは終了していません。
それゆえ、債券価格はなかなか上昇せず、ぐずぐずしています。
しかし、利上げが終了し、利下げに向かうと、債券価格は上昇すると考えられます。
今は、債券を買う最後のチャンスと、私は認識しているので、少額ですが、少しずつ買い増しをしています。
「USA360」の2つのデメリット
① 為替リスク
② ファンドに株式が入っている
① 為替リスク
そもそも債券は、値動きの幅が小さいです。
そして、今後、利下げが始まれば、円高、ドル安に進むことが想定されます。
債券価格が、上昇しても、それ以上に円高に向かえば、ファンドの基準価格が下がってしまうというリスクがあります。
(それゆえ、私は、米国債にレバレッジが効いた「USA360」に期待しています。)
② ファンドに株式が入っている
基本、株式(VTI)が25%組み入れられているので、債券価格上昇しても、株価が下落すれば、株式がファンドの足かせになります。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・投資についての考え方や、アプローチ方法は、人それぞれ千差万別です。
・とは言え、この記事の内容が、少しでも参考になれば嬉しいです。
・この記事の「UAS360」について情報は、ファンドの一部に過ぎません。その点、ご了承ください。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)など、はてなブログやTwitterで、コメントお願いします。
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