・2010年代以降、米国株一強時代の中、インド株のパフォーマンスは芳しくなかった。
・2020年のコロナショック以降、インド株は上昇の兆し。
・約10年周期で、投資対象地域のブームがあり、今後、インド株に期待できる。
・2020年代、仮にインド株ブームが本格化したとしても10年程しか続かない傾向。
過去約20年 株価推移比較【EPI、VOO、VWO】
青・・・『EPI(インド株ETF)』
水色・・・『VOO(S&P500ETF)』
オレンジ・・・『VWO(新興国株ETF)』
インド株のここ10年程の実績は、良くありませんでした。
また、このチャートから、2010年代、米国株(「VOO」S&P500 )が好調だったことが分かります。
インド株「EPI」は、中国の躍進の影響をうけた、新興国株「VWO」よりも、パフォーマンスが悪かったです。
しかし、今後成長できるポテンシャルを秘めているインド株は、2020年のコロナショック以降、上昇の兆しが見えます。
【インドの魅力については、下の記事で解説しています】
『インド株が魅力的投資対象の理由①「世界の工場は中国からインドへ」』
tihouno-takudora.hatenablog.com
『インド株が魅力的投資対象の理由②「モディノミクスとは?」』
tihouno-takudora.hatenablog.com
年代別リターン比較(常に米国株が最強ではない!)
下の表は 楽天証券のページから引用したものです。
この表から分かることは、10年間好調だった投資対象国は、次の10年、低迷しやすいことです。
米国株は、90年代好調でしたが、00年代低迷し「株式の死」と言われました。
しかし、10年代「GAFAM」の台頭により、見事に上昇しました。
新興国株は、90年代さほど振るいませんでしたが、00年代は「ブリックス(BRICs)」ブームで好調に推移しました。
しかし、10年代は低迷し続けました。
その反動で、20年代、新興国が一気に盛り返す可能性があります。
その新興国の中でも、特に期待されているのがインドです。
まだインド株は、上昇の兆しを見せているものの、兆しに過ぎません。
今後、株価が上昇するとすれば、まだ割安圏と言えます。
インドに投資妙味があると考えているのであれば、今の状況は、インド株に投資資金を入れるチャンスかもしれません。
ただし、新興国株投資はリスクが大きいです。
私見ですが、新興国株投資は、ポートフォリオの5~10%位にとどめ、一気に投資するのではなく、少しずつ様子を見ながら資金を入れていくのがいいと思います。
また、インド株は永久に保有し続けるのではなく、あくまでもブームに乗り資産の最大化を目指す投資でしょう。
とは言え、今、買ったとしても、急に株価が上がる投資対象でもないと思います。
【インド株投資が適切かとうか?は、下の記事で解説しています】
tihouno-takudora.hatenablog.com
【新興国株投資の注意点は、下の記事で解説しています】
『新興国株投資の5つの罠(これを知らずに新興国に投資するのは危険!)』
tihouno-takudora.hatenablog.com
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・投資スタイルは、人によって千差万別です。この記事が、少しでもインド株投資の判断材料になれば嬉しいです。
・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)など、コメントお願いします。
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