『タクドラたみ』の米国株投資

『米国株投資』で 老後資金 2,000万円作りに 挑戦中!

『インド株投資を実績で検証【「EPI(インド)」「VOO(米国)」「VWO(新興国)」実績比較など】』

インドの都市 ムンバイ(旧ボンベイ)

 

この記事の要約

 

・2010年代以降、米国株一強時代の中、インド株のパフォーマンスは芳しくなかった。

 

・2020年のコロナショック以降、インド株は上昇の兆し。

 

・約10年周期で、投資対象地域のブームがあり、今後、インド株に期待できる。

 

・2020年代、仮にインド株ブームが本格化したとしても10年程しか続かない傾向。

 

 

過去約20年 株価推移比較【EPI、VOO、VWO】

青・・・『EPI(インド株ETF)』

水色・・・『VOO(S&P500ETF)』

オレンジ・・・『VWO(新興国株ETF)』

Google Finance を使い 筆者編集(2023.4.26)

 

インド株のここ10年程の実績は、良くありませんでした。

 

また、このチャートから、2010年代、米国株(「VOO」S&P500 )が好調だったことが分かります。

 

インド株「EPI」は、中国の躍進の影響をうけた、新興国株「VWO」よりも、パフォーマンスが悪かったです。

 

しかし、今後成長できるポテンシャルを秘めているインド株は、2020年のコロナショック以降、上昇の兆しが見えます。

 

【インドの魅力については、下の記事で解説しています】

『インド株が魅力的投資対象の理由①「世界の工場は中国からインドへ」』

tihouno-takudora.hatenablog.com

『インド株が魅力的投資対象の理由②「モディノミクスとは?」』

tihouno-takudora.hatenablog.com

 

年代別リターン比較(常に米国株が最強ではない!)

下の表は 楽天証券のページから引用したものです。

  • (出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成

全世界株vs米国株~S&P500指数に死角はあるか?~ | 楽天証券 より引用 

 

この表から分かることは、10年間好調だった投資対象国は、次の10年、低迷しやすいことです。

 

米国株は、90年代好調でしたが、00年代低迷し「株式の死」と言われました。

しかし、10年代「GAFAM」の台頭により、見事に上昇しました。

 

新興国株は、90年代さほど振るいませんでしたが、00年代は「ブリックス(BRICs)」ブームで好調に推移しました。

しかし、10年代は低迷し続けました。

 

その反動で、20年代、新興国が一気に盛り返す可能性があります。

その新興国の中でも、特に期待されているのがインドです。

 

まだインド株は、上昇の兆しを見せているものの、兆しに過ぎません。

今後、株価が上昇するとすれば、まだ割安圏と言えます。

 

インドに投資妙味があると考えているのであれば、今の状況は、インド株に投資資金を入れるチャンスかもしれません。

 

ただし、新興国株投資はリスクが大きいです。

 

私見ですが、新興国株投資は、ポートフォリオの5~10%位にとどめ、一気に投資するのではなく、少しずつ様子を見ながら資金を入れていくのがいいと思います。

 

また、インド株は永久に保有し続けるのではなく、あくまでもブームに乗り資産の最大化を目指す投資でしょう。

 

とは言え、今、買ったとしても、急に株価が上がる投資対象でもないと思います。

 

【インド株投資が適切かとうか?は、下の記事で解説しています】

『インド株投資は適格なのか?(5つの指標でチェック)』

tihouno-takudora.hatenablog.com

 

【新興国株投資の注意点は、下の記事で解説しています】

『新興国株投資の5つの罠(これを知らずに新興国に投資するのは危険!)』

tihouno-takudora.hatenablog.com

 

最後に

 

・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

・投資スタイルは、人によって千差万別です。この記事が、少しでもインド株投資の判断材料になれば嬉しいです。

 

・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)など、コメントお願いします。

 

 

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