インドを代表する指数
「Nifty50」「SENSEX」
実績の差は誤差レベル
この2つの指数が
どういうものかを
知っておくことで
投資の握力は高まる
こんにちは!タクドラたみです♪
2023年も終盤になり、2024年スタートの「新NISA」に向け、顧客獲得競争が激しくなってきました!
そんな中、注目度が上がっている「インド株ファンド」の中でも、経費率面で、頭一つ抜けているのが、今回、紹介する2つのファンドです。
ファンドとインデックス
インド株インデックスファンドの2強
● 大和アセットマネジメント
『iFree NEXT インド株インデックス』
●SBIアセットマネジメント
『SBI・iシェアーズ・インド株インデックス・ファンド』
(愛称:サクっとインド株式)
インドを代表する株価指数は
「Nifty50」と「SENSEX」の2つ
「Nifty50」
「インドナショナル証券取引所(NSE)」
(インド国立証券取引所)
「SENSEX」
「ボンベイ証券取引所(BSE)」
の株価指数です。
表にすると以下の通りです。
各ファンドの概要
「Nifty50」 連動インデックス ファンド
『iFreeNEXT インド株インデックス』
経費率 ➡ 0.473%/年(税込)
設定日 ➡ 2023.3.13
「SENSEX」連動インデックス ファンド
『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』
(愛称:サッっとインド株式)
経費率 ➡ 0.4638%/年(税込)
設定日 ➡ 2023.9.22
※「Nifty50」 連動インデックス ファンドは
『iFreeNEXT インド株インデックス』の
2023年9月(先月)経費率が
引き下げになりました。
これにより
『auAM Nifty50インド株ファンド』の
経費率0.539%(税込)に変わり
経費率が最安になりました。
乖離率は、ファンド設定日から日が浅いため、比較を除外します。
「Nifty50」「SENSEX」概要
「Nifty50」「SENSEX」パフォーマンス比較
直近、5年の比較チャートを見る限り、2つの指数のパフォーマンスの差は、ほぼありません。
赤い字の方が、パフォーマンスが良かった方です。
これを見ると、短期的なパフォーマンスは「Nifty50」の方がよく、
長期的には「SENSEX」の方が、いいように見えます。
しかし、その差はわずかです。
切り取り期間次第で、パフォーマンスの良し悪しが変わるのは、容易に想像できると思います。
つまり「Nifty50」と「SENSEX」の差は、ほぼないと言えます。
「Nifty50」は50銘柄。
「SENSEX」は30銘柄。
「Nifty50」の方が、分散が効いて、より安定した運用ができるように感じます。
しかし、下の表の通り、上位組み入れ銘柄の目安を確認すると、ほぼ同じです。
それぞれ時価加重平均型なので、必然的にそうなるのしょう。
ぶっちゃけ、全米株式の「VTI」と、S&P500の「VOO」、どちらに投資すべきか?のようなものです。
「Nifty50」は連動するETFの「SBINIFT:IN」
「SENSEX」は連動するETFの「2836:HK」
の構成比をBloombergを元に編集。
どちらのファンドを選択すればいいのか?
では、現実問題として、私たちは、どちらのファンドを選択すればいいのでしょうか?
現状の、取り扱い証券会社を見ていきましょう。
『iFreeNEXT インド株インデックス』
【取り扱い証券会社】
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、大和コネクト証券、フィデリティ証券
『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』
【取り扱い証券会社】
SBI証券のみ
『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』を選択するのであれば「SBI証券」が必要です。
一方、『iFreeNEXT インド株インデックス』は、主要なネット証券ならどこでもOKです。
逆に言えば「SBI証券」以外の方は『iFreeNEXT インド株インデックス』一択です。
「SBI証券」の方は、経費率がより安い『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』が現状よいでしょう。
ざっくりした感じなら、こんな感じでいいと思います。
したし、細かいことを気にすれば、そう簡単に決めることができないの投資信託。
それについては、今後、この記事が好評であれば投稿します。
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・投資の神様「ウォーレン・バフェット」は、
『リスクとは自分が何をやっているか、よく分からない時に起こるものです。』
と言っています。
インド株も、ノリや雰囲気で投資するのではなく、それぞれのファンドの特徴や指数(インデックス)を、把握し投資することが重要で、握力が高まります。
知らないがゆえにしてしまう、間違った投資判断は、極力避けたいものです。
私自身、今後も学び続けていきます。
・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)など、コメントいただけると嬉しいです。
・投資スタイルは、人によって千差万別。この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
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