①「ナスダック100」は、この中で最も分散が効いていて、最もマイルドな感じ
②「SOX」は、テーマを絞っているので、やや尖った感じ
③「FANG+」「マグニフィセント・セブン」「一歩テック20」は、大型テック株 好調の恩恵大
こんにちは!タクドラたみです♪
今年に入り「新NISA」が開始され、多くの投資信託の販売が開始されました
この状況で、私の独断と偏見で、特に注目度の高い、ハイテク系の5つのファンドを、私自身、超少額で積立し始めましたが、今回は、その運用実績です
しかし、期間が、あまりにも短すぎるため、実績の比較としては、まだ、あまり有効ではありません
とは言え、長期で運用していけば、それなりの比較になってくると考えています
今回は、市場動向も踏まえ、検証していきます
比較する投資信託は、以下の5つです
(29313233)
運用開始日:2023.3.31
(04311181)
運用開始日:2018.1.31
米国大型テクノロジー株式ファンド(マグニフィセント・セブン)
(64312243)
運用開始日:2024.3.28
(04314243)
運用開始日:2023.3.13
(29314233)
運用開始日:2023.3.31
「S&P500」v.s.「NASDAQ100」
まず、始めに、市場平均で、
世界最強の株価指数とも言われる「S&P500」と
この記事での、基準にしている「NASDAQ100」の
代表的な投資信託で
直近1年のチャート比較を確認します
青:「ニッセイ NASDAQ100」
+48.81%
赤:「eMAXIS Slim S&P500」
+40.28%
このチャートから、只今 絶好調の「S&P500」より「NASDAQ100」の方が、リターンがいいことが分かります
これを前提に、今回のテーマである、5つのファンドのチャートを確認していきましょう
ちなみに「S&P500」に、リターンが勝っている「NASDAQ100」は、今回比較では、5つのファンドの中で、最も、リターンが少なかったです
直近3ヵ月 チャート比較
「S&P500(市場平均)」やや上昇
ドル円の為替でも評価額はやや上昇
青:「NASDAQ100」
ピンク:「FANG+」
緑:「マグニフィセント・セブン」
黄色:「一歩テック20」
紫:「SOX」
このチャートから分かること
① 直近3カ月「NASDAQ100」より、他の4つのファンドの方が上昇している
②「SOX(半導体)」が、6月の後半から、大きく値を下げた
(直近 回復傾向)
③「マグニフィセント・セブン」が、頭一歩リード
(とは言え そう大差ない)
このことから、直近は「S&P500」の500社より、ナスダックの100社、そして、より銘柄を絞った、大型株中心のファンドのパフォーマンスがいいことが分かります
(今後、どうなるのかは分かりません)
さらに、細かい事を言うと
④「SOX」が、他に比べ、やや尖っていて「ナスダック100」が、マイルドに見えます
市場動向
【直近 5年ドル円為替】
ここ2年位、急速な円安が進行しています
これにより、米国株を保有されている方は、大きな恩恵を受けれていると思われます
ただ、私は、今後、為替が、どのように推移していくのかは分かりません
しかし、過去の長期的な傾向では、為替の上下より、株価の上昇が上回っているので、長期投資の場合、過剰に気にする必要はないと考えています
【直近 1年 S&P500チャート】
特に、年初来、米国市場は好調に推移してきました
直近、1年で、約26%の上昇
多くの人は、為替の相乗効果もあり「ウハウハ🎶」かもしれませんね!
しかし、下に添付した「S&P500」の、月別パフォーマンスでは、8月、9月はイマイチです
所詮、アノマリーと言えば、それまでですが、現状の米国株は、好調過ぎるので、利益確定売りの調整局面が来て、株価が下がることも想定されます
とは言え、年末にむけての株価上昇のパワーの方が、圧倒的に大きいので、個人的には、さほど心配していません
【直近1年 米国長期金利チャート】
比較対象の投資信託の値動きは、①株価の変動 ②為替の変動 です
セオリーでは、長期金利が下がれば、株価は上昇しやすく、円高に動きやすくなります
テクニカル的には、紫の中期50日線が、赤の長期200日線に、向かい下がってきました
セオリー通りに行けば、長期金利は、しばらく下がると思われます
それにより、株価の上昇が見込まれます
上述した、アノマリーなどでは、株価が下がりやすく、長期金利の面では、株価が上昇しやすいという、ちぐはぐな局面です
こんな感じなので、今後、株価が上がるのか?下がるのか?は、私には全く分かりません
私は、
未来の長期金利や、株価、為替の予測が困難であること
ETFに比べ、投資信託の場合、タイミングを見ての投資が困難であること
そのことから、私は、ほぼ機械的な積立を行っています
長期投資の世界では、仮に、今の株価が高値であっても「今の高値は未来の安値」ともいいますしね!
私の運用実績(直近3ヵ月)
投資比率が 上のようになるよう
調整ながら入金しています
「ナスダック100」のみ、昨年の末頃から積立しています
「マグニフィセント・セブン」や「一歩テック20」と、半年くらいの時間差があります
今は、相場がいいので、より銘柄数の少ない、ビッグテック中心のファンドに優位性があるように見えます
今後は、どうなっていくのでしょうね?
現時点で、わずかながら、投資期間の長い「FANG+」が、リードしていますが、今後、どのように推移していくのか楽しみです
最後に
この投資は、私にとって、サテライトの投資枠です
今回、比較したファンドは、それぞれ、長期的に、市場平均のインデックスファンドに対し、リターンが上回るポテンシャルを持つファンドと思います
しかし、未来のことは分からないので、決して、奨励していません
とは言え、これらのファンドに投資されている方や、そうでない方にとっても、少しは参考になるかと思うので、今後も、このシリーズを継続していこうと思っています
6月から、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の積立も開始しました
まだ、1ヵ月位で、比較できる段階ではありませんが、今後、このファンドの交えながら、検証していく計画です!
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