【結論】
「S&P500」は
積極的に買うタイミングではないが
買い場は 近づいているかもしれない
ただし、ドルコスト平均法での積立投資は、株価が上がろうが、下がろうが、関係なく継続し積み立てる。
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、毎月恒例、5月の、米国株の買いのタイミングをテクニカル面で検証です。
ぶっちゃけ、私の場合、テクニカル分析は、積立投資では、ほぼ役立っていませんが、アクティブ投資の、配当株投資では、とても役立っています!
この企画は、マクロ視点で長期投資を前提としています。
今後も、月に1回のペースで更新していきたいと考えています。
(私自身、短期で相場に向かい合う時間の余裕がないという事情もあります)
今回は、2024年5月24日時点での検証です。
使うテクニカルチャートは「S&P 500:チャート - Yahoo!ファイナンス」を元にし、私が編集したものです。
見るポイントは、以下の3点です。
移動平均線は、26週の長期線(約200日)のみで、シンプルに見ていきます。
「移動平均線」「ボリンジャーバンド」「RSI」「MACD」用語については、それぞれ、上のリンクで調べられるようにしています。
検証チャート(2年チャート)
より転用(2024.5.24)
では、それぞれ分析していきます。
① 長期移動平均線
赤と青のローソク足が「S&P500」の株価チャート
黄色の線が「長期移動平均線」です。
見ての通り、株価は長期移動平均線の上で推移しています。
直近、株価は上昇し移動平均線の上の方で推移しています。
今は、買いのタイミングはありません。
② ボリンジャーバンド
上下のグレーの線がボリンジャーバンドです。
ローソク足の株価は、ボリンジャーバンドの上の線に近づいてきています。
短中期トレーダーは、株価がボリンジャーバンドの上の線に近づけば売りのサイン、下の線に近づけば買いのサインの目安にしています。
5月に入り、S&P500は、上昇し、ボリンジャーバンドの上の線より、下の線との間隔が明らかに広いです。
買いのタイミングを、ボリンジャーバンドの下の線に近づいた頃を目安にするなら、今は、今は、積極的に買い向かう段階ではないと思われます。
だからと言って、S&P500を長期保有を考えているのであるなら、売る必要はないでしょう。
「今の高値は、未来の安値」という言葉もあります。
③ RSI(相対力指数)
RSIの目安は、50が平均、70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎです。
RSIは、現状「69」くらいで推移し、買われすぎと言えるでしょう。
したがって買いのタイミングではないと言えます。
現状、下の恐怖指数と言われる「VIX指数」は13を下回っている水準です。
先月も13くらいでした。
低水準で推移し、長期的な目線では、市場参加者は、まだ楽観的と思われます。
約20年の長期チャート
④ MACD(約1年チャート)
この記事は、短期トレードではなく、長期的なトレンドを見る目的です。
とは言え、ヤフーファイナンスでは、厳しいので、ここだけInvesting.comのチャートを使用しました。
MACD線は26日線から12日線を引いたもの、シグナル線は9日です。
を使い筆者編集(2024.5.24)
①がMACD線がシグナル線を上抜けるゴールデンクロスで、
買い時のサイン。
②がMACD線がシグナル線を下回るデッドクロスで、
売時の😓サイン。
今は、②の、デッドクロスが来た後で、
次に来るのは、ゴールデンクロスです。
③は「青のMACD線」と「赤のシグナル線」の差を、縦の棒で表すヒストグラム。
ヒストグラムの下に伸びる線が、短くなってきています。
ヒストグラムの線が、上に伸びるタイミングが、ゴールデンクロスです。
このチャートを見る限り、近々、ゴールデンクロスが来るかもしれません。
ゴールデンクロスを、積極的な買い場と考えるなら、そのタイミングを、見極めるための注視をする段階です。
まとめ
以上の、今回の分析から「S&P500」などの米国株は、今は積極的に買い向かう時期ではないですが、買い場は近づいているかもしれません。
ただし、ドルコスト平均法での積立投資の場合は、決まった金額を買い続けることが重要なので、買い付け金額を変えることはNG行為でしょう。
年初以降、株式市場は、好調に推移しています。
VIX指数(恐怖指数)も、低い状態です。
今は、まだ、積極的に買い向かう段階ではないと言えるでしょう。
最後に投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉を、一つ紹介します。
私たちはただ 人々が貧欲なときに恐れ
彼らが恐れているときにだけ
貧欲になろうと心掛けている
(ウォーレン・バフェット)
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・テクニカル分析は100%ではありませんが、この記事が、投資のヒントになれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)など、コメントお願いします。
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タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter
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