【結論】
「S&P500」は
積極的に買うタイミングではない
ただし、ドルコスト平均法での積立投資は、株価が上がろうが、下がろうが、関係なく継続し積み立てる。
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、このシリーズ3回目で、3月の、米国株の買いのタイミングをテクニカル面で検証です。
この企画は、マクロ視点で長期投資を前提としています。今後も、月に1回のペースで更新していきたいと考えています。
(私自身、短期で相場に向かい合う時間の余裕がないという事情もあります(^_^;))
今回は、2024年3月21日時点での検証です。
使うテクニカルチャートは「S&P 500:チャート - Yahoo!ファイナンス」を元にし、私が編集したものです。
見るポイントは、以下の3点です。
移動平均線は、26週の長期線(約200日)のみで、シンプルに見ていきます。
「移動平均線」「ボリンジャーバンド」「RSI」「MACD」用語については、それぞれ、リンクで調べられるようにしています。
検証チャート(2年チャート)
では、それぞれ分析していきます。
① 長期移動平均線
赤と青のローソク足が「S&P500」の株価チャート
黄色の線が「長期移動平均線」です。
見ての通り、株価は移動平均線の上の方で推移しています。
買いのタイミングではないです。
② ボリンジャーバンド
上下のグレーの線がボリンジャーバンドです。
ローソク足の株価は、ボリンジャーバンドの上の線付近で推移しています。
短中期トレーダーは、株価がボリンジャーバンドの上の線に近づけば売りのサイン、下の線に近づけば買いのサインの目安にしています。
昨年末頃から、S&P500は、直近のCPIの発表などで、一時的な下落はあるものの、一気に5,000ポイントを抜け上昇し、最高値を更新しています。
買いのタイミングを、ボリンジャーバンドの下の線に近づいた頃を目安にするなら、
買いのタイミングではないです。
③ RSI(相対力指数)
RSIの目安は、50が平均、70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎです。
RSIは、現状「67.4」くらいで推移していて、比較的に買われすぎです。
買いのタイミングではないです。
現状、下の恐怖指数と言われる「VIX指数」が13くらいです。
利上げの後ズレ観測がありますが、市場参加者は、楽観的になっていることが分かります。
④ MACD(1年チャート)
この記事は、短期トレードではなく、長期的なトレンドを見る目的です。
とは言え、ヤフーファイナンスでは、厳しいので、ここだけInvesting.comのチャートを使用しました。
MACD線は26日線から12日線を引いたもの、シグナル線は9日です。
①がMACD線がシグナル線を下回るデッドクロス、
②がMACD線がシグナル線を上抜けるゴールデンクロスです。
次に来るのは、デッドクロスです。
ゴールデンクロスを、積極的な買い場と考えるなら、タイミングは、まだ先になりそうです。
③はMACD線がシグナル線の差を、縦の棒で表すヒストグラムですが、年初来、緩やかな右肩下がりです。
いつになるのか分かりませんが、そのうち、デッドクロスは来るでしょう。
まとめ
以上のことから、今回も「S&P500」は、積極的に買い向かう時期ではないと判断できます。
ただし、ドルコスト平均法での積立投資の場合は、決まった金額を買い続けることが重要なので、買い付け金額を変えることはNG行為でしょう。
今年に入り、新NISAが始まり約3ヵ月。
そして、株式市場は好調です。
うっかり、雰囲気にのまれると、リスクを取りすぎになるかもしれません。
最後に投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉を、一つ紹介します。
私たちはただ、人々が貧欲なときに恐れ、彼らが恐れているときにだけ貧欲になろうと心掛けている
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・テクニカル分析は100%ではありませんが、この記事が、投資のヒントになれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)など、コメントお願いします。
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タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter
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『SBI証券』は、私自身が、資産形成で、ドルコスト平均法を使い、積み立て投資している証券会社です。
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