・トレンドに乗る新興国株投資は、国別の投資がベストだということ。
・新興国の国別の投資先が分かること。
・投資先の選択肢が少なく、投資先を選ぶ難易度は、案外高くないこと。
イントロダクション
こんにちは!タクドラたみです♪
2023年以降、新興国株が米国株を、アウトパフォームする可能性が高いと言われています。
しかし、
「新興国を、マルっと組み入れたインデックスファンドでいい。」
と言うのは、超長期投資の場合はいいのですが、新興国株ブームの時だけの投資の場合は、少し、危険かも知れません。
新興国株インデックスで、40%ほど組み入れられている中国株は、現時点で、割安になってきています。
しかし、習近平国家主席が、何をやり出すか分からないリスクは大きいです。
また、台中問題や米中問題の、地政学的リスクが、少なくないです。
となると、私たちができる、ベストな新興国株投資は、必然的に、国別の投資信託(ETF)が、賢明な選択になるでしょう。
とは言うものの、
「国別新興国株投資って、無数の中から、選択しないといけないの?」
という疑問が出てくると思います。
しかし、実は、そうではありません。
下に、マネックス証券で買える、国別ETFの一覧を添付しましたが、14ヵ国、16銘柄のETFからの選択です。
今回は、調べてませんが、おそらく、SBI証券や楽天証券でも、ほぼ取扱銘柄は、被っているはずです。
新興国 国別ETF 一覧
参考までに、『VWO(新興国株ETF)』の、国別投資比率を下に添付しました。
ほぼ、表にした16のETFで、網羅できます。
【『VWO(新興国株ETF)』の、国別投資比率】
私の保有銘柄など
下の表は、上の一覧表に色を付けたものです。
この14ヵ国、16銘柄のETFの中でも、中国、台湾、そして、低迷中の韓国を除けば、わずか、11銘柄しかありません。
「案外少ない!」です。
グレーは、個人的に、現状、投資不適格の国。
黄色は、私が、投資している国。
水色は、監視中の国。
TUR(トルコ株ETF)急騰の危険!
急騰しているトルコ株ETF「TUR」について、一応、注意喚起の意味で、少し触れます。
青色の線が「TUR(トルコ)」
黄色の線が「VT(全世界株)」
水色の線が「S&P500」
直近1年で約70%急騰している、トルコ株ETF「TUR」と、全世界株「VT」、「S&P500」を、比較しました。
トルコは、極度のインフレに苦しんでいます。
にも関わらず、エルドアン大統領は、低金利政策で、さらなる、トルコリラの通貨安を招き、インフレが止まりません。
(そもそも、インフレなのに、低金利政策は、おかしいのですが…)
この通貨安のリスクヘッジで、株が買われ始め、投機マネーが流入し、異常な株高になっているのが、要因の一つです。
その他に、政治的な要因などもあるのですが、明らかに、このチャートはバブルなので、そう遠くない日に、大暴落すると思います。
仮に「TUR」に投資するのであれば、常に、ソッコーで逃げる準備をしておく必要があります。
まとめ
この記事で、国別の新興国株投資は、投資できる対象国が少ないのが分かったと思います。
新興国株投資に、興味を持ち、資産の最大化を目指すのであれば、本格的なトレンドに入った際、すぐ飛び乗れる準備をしておくのは、悪くないと思います。
しかし、新興国は、政治的や地政学的リスクや、法律が十分整備されてない問題があるので、基本、サテライト投資枠の中で行うのがいいでしょう。
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・これからも、資本主義社会の恩恵を受けられるよう、一緒に勉強していきましょう!
・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)など、はてなブロブやTwitterで、コメントお願いします。
・投資スタイルは、人によって千差万別。この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
【過去の参考記事】
『2023年以降、期待が大きい新興国株投資(2022年12月)』 - 『タクドラたみ』
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