【結論】
「S&P500」は
積極的に買うタイミングではない
買い場は もう少し先でしょう
ただし、ドルコスト平均法での積立投資は、株価が上がろうが、下がろうが、関係なく継続し積み立てる
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、毎月恒例、7月の、米国株の買いのタイミングをテクニカル面で検証です
ぶっちゃけ、私の場合、テクニカル分析は、積立投資では、全く役立っていません。
しかし、個別株中心の、アクティブ投資の、配当株投資では、とても役立っています!
この内容は、マクロ視点で長期投資を前提としています
今後も、月に1回のペースで更新しています
(私が、短期で相場に向かい合う時間の余裕がないという事情もあります)
今回は、2024年7月23日時点での検証です。
使うテクニカルチャートは主に「S&P 500:チャート - Yahoo!ファイナンス」を元にし、私が編集したものです。
見るポイントは、以下の4点です。
移動平均線は、26週の長期線(約200日)のみで、シンプルに見ていきます
「移動平均線」「ボリンジャーバンド」「RSI」「MACD」用語については、それぞれ、上のリンクで調べられるようにしています
検証チャート(2年チャート)
では、それぞれ分析の前に、円建ての「S&P500」を、代表的な投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の、コロナショックを含めた、過去5年チャートを確認しましょう
⓪ 円建てS&P500チャート(過去5年)
直近、米国株は、株安と円高のダブルパンチが、あったようです
しかし、個人的には「大したことないし、いつものこと」と感じています
未来のことは分かりませんが、米国の大統領選挙後や、年末は、株価が上昇しやすい傾向です
長期的に、私は、米国株は全く心配ないと考えています
① 長期移動平均線
赤と青のローソク足が「S&P500」の株価チャート
黄色の線が「長期移動平均線」です
見ての通り、株価は長期移動平均線の上で推移しています
今は、買いのタイミングはありません
② ボリンジャーバンド
上下のグレーの線がボリンジャーバンドです
ローソク足の株価は、ボリンジャーバンドの上の線です。
短中期トレーダーは、株価がボリンジャーバンドの上の線に近づけば売りのサイン、下の線に近づけば買いのサインの目安にしています
株価は、ボリンジャーバンドの上の方で推移していたので、直近の下げは、トレーダーによる売却が進んだのかもれませんね
米国株全般の買いのタイミングを、ボリンジャーバンドの下の線に近づいた頃を目安にするなら、今は、今は、積極的に買い向かう段階ではないと思われます
(ただし、個別株で見ていくと、その限りではないですが…)
いずれにせよ、S&P500を長期保有を考えているのであるなら、高値圏と思われますが、売る必要はないでしょう
「今の高値は、未来の安値」という言葉もあります
③ RSI(相対力指数)
RSIの目安は、50が平均、70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎです。
RSIは、現状「70」くらいで推移し、株価がいくらか下がったとは言え、明らかに買われすぎです
したがって買いのタイミングではないと言えます
現状、下の恐怖指数と言われる「VIX指数」は15位の水準です
先月は13位でした
VIXは、やや上昇しましたが、低水準で推移し、長期的な目線で、市場参加者は、依然、楽観的と思われます
④ MACD(約1年チャート)
この記事は、短期トレードではなく、長期的なトレンドを見る目的です
とは言え、ヤフーファイナンスでは、厳しいので、ここだけInvesting.comのチャートを使用しました
MACD線は26日線から12日線を引いたもの、シグナル線は9日です
①がMACD線がシグナル線を上抜けるゴールデンクロスで、
買い時のサイン!
②がMACD線がシグナル線を下回るデッドクロスで、
売時の😓サイン!
今は、②のような、デッドクロスの後で、
次に来るのは、ゴールデンクロスです
③は「青のMACD線」と「赤のシグナル線」の差を、縦の棒で表すヒストグラム
ヒストグラムの下に伸びる線が、長くなってきています
ヒストグラムの線が、上に伸びるタイミングが、ゴールデンです
このチャートを見る限り、ヒストグラムが、下に伸びていっている状況なので、ゴールデンクロスは、もう少し先になりそうです
ゴールデンクロスを、積極的な買い場と考えるなら、そのタイミングは、まだ待つ時期と言えそうです
まとめ
以上の、今回の分析から「S&P500」などの米国株は、今は積極的に買い向かう時期ではないですし、買い場はもう少し先です
ただし、ドルコスト平均法での積立投資の場合は、決まった金額を買い続けることが重要なので、買い付け金額を変えることはNG行為でしょう
年初以降、株式市場は、好調に推移しています
直近、やや調整局面に入っていますが、
VIX指数(恐怖指数)は、依然、低い状態です
今は、まだ、積極的に買い向かう段階ではないと言えるでしょう
最後に投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉を、一つ紹介します。
私たちはただ 人々が貧欲なときに恐れ
彼らが恐れているときにだけ
貧欲になろうと心掛けている
(ウォーレン・バフェット)
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・テクニカル分析は100%ではありませんが、この記事が、投資のヒントになれば嬉しいです
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)など、コメントお願いします
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タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter
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