(初回作成日:2022.8.24)
(最終更新日:2024.8.28)
① 経費率が安い(0.06%)
→ 世界3大資産運用会社「バンガード」だから可能
② 「10年以上連続増配企業株」の詰め合わせ
→ 稼ぎ続ける企業だから可能な、連続増配株は、安定感の高い投資先として有効!
③ 将来的に高いトータルリターンが期待できる
→ 増配 + 株価上昇
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、米国の人気ETF、「VIG」を紹介します
「連続増配!」って、いい響きですね♪
一応、念のためですが「VIG」は「連続増配ETF」であって「高配当株ETF」ではありません
VIGの分配利回りは、直近(2024.8.28)1.85%と高くないです
「VIG」の概要と魅力
●名称
→ バンガード・米国増配株式ETF
●運用会社
→ バンガード
●経費率
→ 0.06%
●設定日
→ 2006年4月21日
●直近配当利回り
→ 1.85%
●配当月
→ 3月・6月・9月・12月(年4回)
「VIG」の魅力①
経費率が激安の0.06%
「VIG」の運用会社は「バンガード」は「ブラックロック」「ステートストリート」と合わせ、世界の三大資産運用会社です
多くの投資資金を集められるからこそ、この0.06%という、激安な経費率で運用できるのです
具体的に、100万円「VIG」に投資したとすれば
年間 600円
月間 50円
1日 約1.6円のコスト
日本のファンドは、年間経費率2%~3%のファンドがゴロゴロしています
仮に、2%の経費率で100万円運用したとすれば
年間 20,000円のコストです
みなさんは
「年間経費、20,000円のファンドに投資したいですか?」
私は、絶対にイヤです!
「VIG」の魅力②
10年以上、連続増配株で構成
・10年以上、連続増配の実績を持つ米国株で構成
・増配の可能性の低い銘柄と、リートを除外
10年以上、連続増配企業というコンセプトは、シンプルで分かりやすいです
「VIG」の魅力③
トータル・リターン(増配と株価上昇)
ポイント① 過去、2度の減配があったものの、右肩上がりで増配傾向
ポイント② 年平均増配率は、9.0%
平均増配率9.0%は、8年で分配金が2倍になる計算
今は、株価上昇により、分配利回りが1.85%まで下がっています
皮算用ですが、今「VIG」を買えば、8年後は、購入価格に対し3.7%の分配利回りになる計算です
トータルリターン(約10年)
ポートフォリオビジュアライザーによる検証ですが、比較可能期間が2015年以降の約10年でした
青色 :『VOO』
緑色 :『VIG』
グレー:『VYM』
『VOO』➡ 約2.2倍
『VIG』➡ 約1.8倍
『VYM』➡ 約1.4倍
先日、投稿した私の以下の記事で詳細を分析していますが
【データで比較】『VOO』vs『VIG』vs『VYM』(2024年8月版)
ハイテクの成長株が比較的多く、リスクの大きい「VOO(S&P500)」の約2.2倍に対し、安定性を重視した「VIG」で約1.8倍のトータルリターンは、私は、決して低くないと感じてます
例えば、今年(2024年)7月末から8月初旬、米国株は、大きな下落がありました
以下のチャートの通り「VIG」の下落は「VOO(S&P500)」より、小さかったです
青色 :『VOO』
黄色 :『VIG』
組み入れ上位10銘柄
上位10銘柄は、名の知れた「名門企業」
こららの特徴は、既に巨大な企業
今後、急激に企業規模が、10倍とか100倍に成長する可能性が低そうです
しかし、今後、安定的に、業績を上げていくことが、期待できます
「VIG」投資のデメリット
【① 株価が高い】
こんな素晴らしいETFの「VIG」なのですが、現状、1株、約28,000円
正直、サラリーマンが気軽に買える値段ではないと思います
【②「ドルコスト平均法」で
積立投資がしにくい】
「VIG」はで、積立投資をするのは、とてもいい銘柄です
ですが、基本、1株単位でしか購入できません
ETFがゆえに、「ドルコスト平均法」を使った、定額の積立が困難です
この2つが「VIG」投資のデメリットです
「VIG」を「ドルコスト平均法」で
積立する2つの方法
① 投資信託を使う
② PayPay証券を使う
① 投資信託を使う
使う投資信託は
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国増配株式)
注意点①
大手ネット証券会社では「SBI証券」「松井証券」などで買えます
しかし「楽天証券」「マネックス証券」では買えない
注意点②
この投資信託は、分配金は投資効率アップのため、ファンド内で再投資され、定期的な分配金はでません
しかし、私見ですが「VIG」への投資目的は、分配金目的より、安定性の高い投資目的が強いので、これは、さほど問題ならないと思います
分配金が必要な場合は「PayPay証券」を使うのが手です
② PayPay証券を使う
「PayPay証券」は、1,000円単位で、株やETFが買うことができます
「PayPay証券」に興味を持たれたのなら、下のリンクから口座開設してみてください
アフリエイト広告のバナーではないので、私には1円も入りませんが、投資の幅を広げられる、おすすめ証券会社のひとつです。
PayPay証券 | スマホ証券・ネット証券(日本株・米国株・投資信託) (paypay-sec.co.jp)
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます
・米国高配当株ETF「VIG」について、今回の内容はいかかだったでしょうか?
・「S&P500」や「オルカン(全世界株)」では、リスクが大きいと感じられる方にとっては「S&P500」などと合わせ「VIG」を組み入れることも、アイデアの一つと思います
・この記事が、読まれた方の、投資などの参考になれば嬉しいです
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します
【私がNISAで使っている証券口座】
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国増配株式)
私は、このファンドも「SBI証券」のNISA口座で、毎月、積立投資しています
【X(旧Twitter)もしています】
ブログに書かない本音も
つぶやいています(^^♪
タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter