『世界を代表するメガバンク』
略称「バンカメ」
「バンカメ⁉」
どんな亀?かと思うたら
銀行なんやぁ~
『バンカメ』は
銀行業やから
将来 爆発的に業績が
上がるとは思えんな(^^;)
バフェット銘柄で
知られていて
「S&P500」の
組み入れ銘柄で
10年連続増配中や!
企業概要
バンク・オブ・アメリカは「バンカメ」の略称で知られる、従業員数、約21万人。
世界の銀行 時価総額2位(2,155億USD)の銀行。
※ 1位は、JPモルガン・チェース&カンパニー(4,299億USD)
1928年(世界恐慌の前年)サンフランシスコで設立、現本社は、ノースカロライナ州。
主要株主は、バークシャー・ハサウェイ(6.64%)、バンガード(6.55%)、ブラックロック(6.53%)、ステート・ストリート(4.34%)。
また、バンク・オブ・アメリカは、1958年、クレジットカードのVISAを創業しました。
一言でいうと、世界を代表する スーパーメガバンクです。
バンク・オブ・アメリカ株概要
直近10年株価推移
高値は、50ドル近くです。
直近は、27ドルくらい。
約倍近くの差があります。
なぜ、そうなるのでしょうか?
直近約15年EPS推移
2008年のリーマンショック以降、EPSはおおむね右肩上がりです。
株価 = EPS × PER
EPS = 一株当たり当期純利益
PER = 株価収益率
EPSとPERを、細かいことを気にせず、分かりやすい表現を変えると、
EPS = どれだけ儲かってるのか
PER = 投資家の期待値
と解釈できます。
リーマンショックのような、不況になると、貸し倒れが増加し、金利も下がるので、EPS(儲け)は下がり、PER(投資家の期待値)が下がり、株価も下がります。
景気が良くなると、その反対になります。
それゆえ、銀行の株価は、景気に左右されやすいです。
バンク・オブ・アメリカの本質的企業価値
私は、今年に入ってからの銀行不安による銀行株の下落があったとは言え、バンカメに対し、全く心配していません。
なぜなら、先の世界大戦の原因となった、世界恐慌クラスの経済不況の場合は例外とした上で、株価の上下はあっても、私は、バンカメ級の、スーパーメガバンクの本質的な企業価値は、金利や景気にほぼ左右されないと考えているからです。
感覚的になりますが、私たちの多くは、リーマンショックの時、メガバンクが本当につぶれると思ってたでしょうか?
日本で、どれだけの人が、銀行ヤバいからお金を引き出さないと…と、行動したでしょうか?
ほとんど、いなかったと思います。
それは、銀行の本質的価値が変わってないことを意味します。
しかし、あってはいけないことですが、万が一、第三次世界大戦が起きたとしましょう。
その時は、さすがに、私たちはメガバンクといえヤバいと感じるでしょう。
それが、スーパーメガバンクの本質的価値ではないでしょうか。
バンク・オブ・アメリカへの投資法
長期チャート(約30年)
● 株価は、上がったり、下がったり、デコボコ。
● 現状、配当利回り 3.52%。
● 連続増配 10年。
投資アプローチ
この株価推移と、配当利回りから、バンカメは、バリュー株銘柄です。
株を買うタイミングは、株価が下落した時です。
投資方法は、大まかに3パターン。
① キャピタル狙い
安値で買い、高値で売り抜き、値上がり益を得る方法。
② インカム狙い
配当利回りの高い時(株価が安値)に買い、配当金をもらい続ける方法。
①+②のパターン
30年くらいホールドできるなら、ダブルバガーの可能性があるかも…(^_^;)
個人的には、②の配当金(インカムゲイン)狙いで、永久保有銘柄にするのが、難易度は低いと思います。
現状、配当利回りは約3.5%と比較的高利回り。
10年連続の、増配実績を考慮すれば、簿価利回りは、さらに高くなる期待が持てそうです。
バンカメは、高配当株ETFの「VYM」や「HDV」の、組み入れ上位10銘柄に入っていません。
ポートフォリオを、より安定させるために、これらのETFと合わせ持つもの、選択肢の一つかもしれません。
個人的には、配当利回りが、3.5%以上で買い時と感じています。
株価も、現状27ドル位ですが、もし、市場全体の暴落などで、20ドル付近まで下がれば、絶好の買い場でしょう。
配当金
配当金推移
直近配当利回り 3.52%
10年の増配率は、平均約9%
驚異的な連続増配です!
配当性向
配当性向とは、税引後の当期純利益のうち、何パーセント配当金に回したのかを示す指標です。
配当性向 約25%、無理なく配当金を出しています。
今後も、安定的な増配の継続が期待できます。
まとめ
バンク・オブ・アメリカは、景気に敏感な金融セクター。
株価は上下しやすいが、企業の本質的価値のブレは少ない。
株価の上下が大きく、精神的に長期保有の難易度は高め。
成熟企業のため、大幅な株価上昇は期待できない。
経営は安定的で、配当金は順調に推移。
永久保有銘柄と割り切り、株価の上下を気にせず、配当金をもらい続ける、投資スタイルができるなら優良銘柄。
高値掴みをすると、万年、含み損の可能性があり、投資タイミングは、注意が必要。
最後に
・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・この記事は『バンク・オブ・アメリカ株』の情報を一部切り取ったのみで、事業内容について、ほぼ触れていません。
投資判断をするには、あまりにも情報が少な過ぎます。
また、私のバイアスも、かかっています。
その点、ご了承ください。
・今後も、大型の配当株中心に、なるべくセクターを分散し、リライトしながら更新していく予定です。
・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。
・投資スタイルは、人によって千差万別です。少しでも、参考になれば嬉しいです。
【米国株投資の、必須、証券口座】
● 「銘柄スカウター」など、業界ナンバーワンの分析ツール!
売買取引をしなくても「銘柄スカウター」を使うために、無料で口座開設する人は多いです!
この記事でも、多数、引用しました。
最近、色々な銘柄分析ツールが出てきましたが、現状、マネックス証券の「銘柄スカウター」が、最も分かりやすく、深く分析できるツールでしょう。
【X(旧Twitter)もしています】
タクドラたみ@米国株などで老後資金2,000万円に挑戦中 (@DanntiTami) | Twitter
【株式投資家の必読本】
ウォーレン・バフェット氏が読み返しているという名著!
銘柄分析記事一覧はこちらから