こんにちは!タクドラのたみです♪
今、コロナ禍で、世界経済は大打撃を受けていて、株価上昇とは裏腹に、未だ回復できていません。日本経済の場合は、コロナ以前から、なかなかのピンチでしたが...。
そこで、ニュースや新聞で、よく耳にする「金融政策と財政政策」。今回は、これについて、まとめて見ました!
整理して理解すると、分かりやすいですよ(^_^)♪
【目次】
『経済政策』
この表を暗記すれば、期末テストで100点取れます!(根拠ありません...(^^;) by約30年位前の元塾講師たみ(^_^;))
さておき「経済政策(景気刺激策)」は、上の表の通り、大きく、中央銀行が行うものを「金融政策」と言い、国(政府)が行うものを「財政政策」と言い、2つに分類できます。
『中央銀行の「金融政策」と、国の「財政政策」』
「中央銀行」が行う「金融政策」は「金利政策」と「量的緩和」の2つです。
国(政府)が行う「財政政策」は「公共事業」と「税金政策」の2つです。
分類は、ここまでですので、ひとつずつ簡単に見ていきましょう!
『金融政策』
「金融政策」は、日本銀行やアメリカではFRB(連邦準備制度)という「中央銀行」が行う「経済対策」です。
その「金融政策」が「金利政策」と「量的緩和」です。
『金利政策』
「金利政策」は「中央銀行」が金利を上げたり、下げたりし経済をコントロールする政策です。
金利を上げることを「金融引き締め」と言います。
今は、経済が低迷しているので、金利を下げています。この事を「金融緩和」と言います。
金利を下げると、企業はお金を借りやすいので、工場などの設備投資がしやすくなります。また、個人は住宅や車などのローンが組みやすくなります。
そうやって、経済を活性化させようとする政策です。
「量的緩和」
「量的緩和」は「お金のばらまき」とも言われてます。日本では、金利を下げても効果がいまいちでした。それで、日本銀行は紙幣をどんどん刷り、民間銀行から国債などの債券を買い集め、お金を民間銀行に渡し、民間銀行が低金利でどんどんお金を貸し出す事で、経済を活性化させることを目的として行われています。
「財政政策」
「財政政策」とは国(政府)が行う「景気刺激策」ですが、「公共事業」と「税金対策」があります。
『公共事業』
「公共事業」とは、道路を作ったり補修したり、水道、電気、ガスなどの、インフラ整備などです。
景気がよくない時は、国債を大量に発行し、それで得た民間銀行を通し、間接的に、日本銀行が国債を買い、そのお金で工事を発注します。
「赤字国債」という言葉がありますが、これは、政府の財政赤字を埋める為に発行する国債です。
「財政出動」とは、この公共事業でお金を使う事が一般的です。
建設業は、仕事が入るので潤いますし、それにより、労働者に仕事が行き、失業対策にもなります。また、労働者はそれによりお金が稼げるので、モノをより多く買えるようになったり、サービスを買ったりできるようになります。
これは、製品が売れたり、旅行や飲食のサービスが売れたり、それに派生する様々な産業が、活性化していく事を目的として行われます。
「税金政策」
「税金政策」は、景気が悪い時は減税し、景気が加熱していくと増税します。
景気の悪い日本では、消費税を引き上げちゃいましたが、一応、住宅ローン減税やマイカーローン減税などもありましたね(^^;)
金利政策同様、法人税を下げると、企業は収益が改善されるので設備投資などしやすくなり、所得税、住民税、消費税を下げると、人々の消費は活性化されます。
ただし、コロナ禍では、税金を下げる効果として、旅行や外食などの自粛や制限がある中では、国民の貯金が増えますが(私のような低所得者を除く)景気対策になるかは、疑問視されています。
『まとめ』
今回のまとめは、ズバリこの表です!
投資家は、中央銀行の2つの政策や、政府による2つの政策が変わる時が、ポイントとなりますので、この4つの動向を注視しながら、未来予測をしていく事が重要だと、私は考えています。
『最後に』
・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・今回は、「いまさら人に聞けない経済用語」を簡単に整理し理解することが目的でしたが、いかがだったでしょうか。
・このブログを通し、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ、と思ってますので、これからも、よろしくお願いします。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。
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