こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、債券について学んでいきたいと思います!
投資初心者向けの、株式投資をする上での基礎知識編です。なるべく簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
今、「テーパリングの時期がいつになるのだろう?」で、株式市場は、敏感になってますね。
テーパリングとは、金融緩和の出口戦略として、中央銀行(米国ならFRB)が、量的緩和を減らしていくことです。
そもそも、中央銀行のできる経済対策は、金利を操作する「金利政策」と、お金のばらまきのために大量の国債を買い入れる「量的緩和」しかありません。
この「金利政策」の「金利」は、国債(債券)のことなのですが、これについての知識を持つことが、個人投資家にとって、今後の相場と向き合うにあたり超重要なので、今回、記事にしました!
「経済政策」については、この下の記事に書いていますので、参考にしてください。
【目次】
債券とは借金です!
国の債券の事を「国債」といい、これは国の借金です。
企業の借金は「社債」といい、企業の借金です。
例えば、コロナ対策として、国に多くのお金が必要となった時、大量の国債を発行します。
そして、お金を貸してくれた人(国債を買ってくれた人に)言わば、借金証明書という「国債」という証券を渡すのです。
今は、国債という紙の証券はなく、データとして管理されています。
国債の種類
国債の種類は、償還期間(満期)によって分けられています。
今、株式市場などで話題になっている「長期金利」とは「10年もの国債の金利」のことです。
債券のしくみ
金利3%で5年もの債券を100万円買ったとすれば、毎年100万円の3%である3万円の分配金がもらえ、5年間で合計、3万円×5年=15万円 もらえることになります。
もちろん、償還時(満期時)には、元本の100万円も返ってきます。
株式と違う点は、株式の配当金は、増配や減配のリスクがあるのに対し、債券の分配金は買った時のままです。
また、株式は株価が上がったり、下がったりするリスクがあり、元本割れの恐れもありますが、債券は上記したと通り元本はそのまま返ってきます。
つまり、債券は株式と比べ、リスクが低い安全資産と言えるのです。
債券や株式のリスクについては、この下の記事に書いていますので、参考にしてください。
じゃあ何で債券価格が変わるの?
債券市場は、株式市場同様、新規で債券を発行する「発行市場」と、発行済み債券を証券会社などを通し売買する「流通市場」があります。
債券価格が変わるのは、例えば「発行市場」で、買った100万円の債券を「流通市場」で誰かに売ろうとした場合、100万円の債券の価値が105万円になれば、債券価格は上がり、その価格で売買されます。
逆に100万円の債券の価値が95万円になれば、債券価格は下がれば、その価格で売買されます。
債券価格が変わる理屈は、この下の記事に書いていますので、参考にしてください。
債券価格と利回りの関係
ここでは、ややこしい色々な要素を省いて、いつもながらの乱暴な説明でいきます!
債券は価格が変わっても分配金の金額は変わりません。
利回り3%で100万円の債券を買ったとすれば、毎年3万円の金利がもらえましたよね。
仮に、その100万円の債券の価格が、暴落して50万円になっても、毎年もらえる3万円の分配金の金額は変わらないので、この場合、金利は6%になります。
一方、暴騰して200万円になったとしても、毎年もらえる3万円の分配金の金額は変わらないので、この場合、金利は1.5%になります。
つまり、債券価格が上がれば、金利は下がり、債券価格が下がれば、金利は上がるのです。
まとめ
ニュースなどでは、債券は価格でなく利回り(金利)で、言われてますよね。
金利を基準にすると、金利が上がると、債券価格は下がり、金利が下がると、債券価格は上がります!
今回の記事では、書きませんでしたが、債券への本格的な投資をされる方は、長期金利と債券の利率について勉強してみてください!
因みに、債券の利率と利回りは違うのですが、長期金利より債券の利率が高くなれば、債券価格は買いたい人が集まり、価格が上昇します ← これは中級編です。意味不明かも…ですね(^^;)。
とは言え、株式市場は、国債の長期金利の影響を大きく受けることは、おそらく、この記事を読まれている方は、重々承知の事と思います。
また、株式の価格と債券の価格は相関関係だったりもしますし、債券は値動きが小さいので、株式だけでなく債券にも投資するで、株式の暴落に対しての、リスクヘッジにもなります ← これは、押さえておきましょう。
いずれにしても、株式相場で生き残るために、この記事が債券について学ぶきっかけとなれば嬉しいです。
下の記事も参考にしてみてください。
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
・収入が少なく、金銭面での老後不安を抱えている人は、私だけではないと思います。これからも、資本主義社会の恩恵を少しずつでも受けられるよう、一緒に勉強していきましょう!
・ご意見、質問、ご要望、感想、そして批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブロブやTwitterで、コメントお願いします。
・このブログが、少しでも、読まれた方の投資の参考になれば嬉しいです。
【過去の参考記事】
・7月度の、米国株運用実績はこちらです。
・先月(7月度)の、積立NISA、iDeCo、の実績はこちらです。
・7月度の、特定口座の投資信託の実績はこちらです。
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