『バビロン大富豪の教え』
世代を超え、約100年読み継がれている、この一冊は、元祖、お金の教本です!
時代が、変わっただけですから...
黄金に愛される七つの道具
収入の10分の1を貯金せよ
意外に思われるかも知れませんが、50~60代のドロップアウト組の年収は、300万円前後でしょう。
私自身そうです。
そして、この年齢では、年収500万以上の就職先は皆無です。
仮に、そういう就職先が、あったとしても、こころに埋めることのできない大きな傷を背負っているので、もはや、その位の年収の仕事には就けないのが現実でしょう。
とは言え、生きていかなくてはなりません。
ボロボロになった人生ですが、せめて、残りの半生を、こころ豊かに、お金の心配しなく、過ごしていきたいと願っているでしょう。
そのためには、月の手取りが15万円くらいかも知れませんが、十分の一の15,000円は、蓄えましょう。
この際、ハッキリ言いますが、私たちドロップアウト組は、70歳までは最低、労働しなくてはいけません。
仮に、今50歳なら、引退まで20年の歳月があります。
たかだか15,000円と思われるかもしれませんが、その15,000円の貯金が、後々、大きな支えになります!
欲望に優先順位をつけよ
今までは、収入の全てを使っていたかも知れません。
既に、今までの貯蓄を切り崩しで生活しているかも知れません。
しかし、それでは、肝心な時には老後資金は無いでしょう。
「必要なのもと、あったらいいな」の区別をつけなければなりません。
「ないと困るもの、本当に自分の人生にとって本当に必要なもの」だけ買いましょう。
今日は仕事頑張ったから「金麦をもう一本」なんてはダメです。
蓄えたお金を働かせよ
貯金の15,000円は「iDeCo」で投資します。
途中で取り崩しができる「つみたてNISA」では、ダメです。
それくらいの強い意志が必要です!
今まで、勤め先で、苦労し、思うようにできない事が多かったかも知れませんが、この投資は、自分自身の意思だけの問題です。
「iDeCo」は、65歳までしか積立できませんが、その後、70歳まで、通常の特定口座での運用に切り替えます。
投資先は「S&P500」「全米株式」「全世界株式」です。
20年運用すれば、年平均5%以上のリターンが期待できます。
積立金360万円に対し、600万円は確保できるでしょう。
危険や天敵からお金を堅守せよ
これも、厳しい言い方ですが、生命保険は、もはや、ほぼ不要です。
どうしても、というのであれば、月々3,000円以内にしましょう。
因みに、3,000円を年利5%で運用すれば、72万円になり、50万円以上の利益です。
日本には、高額療養費制度があります。
月間の医療費は、多くて10万円前後です。
仮に、重い重病を患っても100万円以内にほぼ収まります。
そして、厳しい言い方かも知れませんが、今さら、大富豪になれるという夢を持っているなら、それを捨て去ってください。
これから大富豪を目指すという事は、リスクをとって攻めるということです。
いままで、凡人だった私たちが、そんなことをしたら破産です!
借金をし、アパート経営や、不動産売買などで一攫千金を狙うとかは破産街道一直線です。
より良きところに住め
仮に手取りが15万円なら、家賃は、マックス5万円以内です。
場合によっては、将来、地価が下がる見込みのある持ち家は、さっさと売ってしまった方がいいかもしれません。
それが、私たちにとっての「より良きところ」です。
毎月8万とが10万円の家賃や、20年後、二束三文のマイホームは、私たちにとって家計を苦しめる「より良きとこと」ではないでしょう。
家賃が、安いからといって、現代の家屋で、水道、電気、ガスがないとか、トイレやお風呂がないなんて、ほぼ、ないでしょう。
今日から未来の生活に備えよ
家計の改善に「明日から...」は、ないです!
今から、改善し、そして投資です!
それが、未来の生活に備えるという意味です。
また「金麦」を1日一本と決めたら、それを守るのです。
そもそも、2本目は、1本目より美味しく感じないし、未来の健康は未来の生活に直結します。
自分こそを最大の資本とせよ
とにかく、長く健康で働くことです。
金麦を飲みまくってるようでは、健康に不安が出てきます。
年の手取りが200万円でも、5年働けば1,000万円です。
そのためには、健康でいなければなりません。
年収300万円程度では、年金受給額は、月に11万円程度です。
仮に、70歳まで働き年金受給を5年遅らせれば、70歳以降の収入は42%増で約15万円です。
月間4万円の年金受給増で70歳から95歳までの25年で計算すると、1,200万円、受給額を増やせます。
老後資金2,000万円問題解決の計算
ぶっちゃけ、皮算用かも知れませんが、50歳から取り組み、70歳時点で
① 毎月15,000円の積立投資で、600万円
② 65歳から70歳までの労働で、1,000万円
② 年金の上乗せ金、1,200万円
合計 2,800万円で、老後2,000万円問題は解決します!
それでも800万円のお釣りがあるので、予期せぬ出費や、お葬式代も賄えます。
また、月15万円の収入で15,000円積立投資していたので、年金が15万円でも、13万5,000円で生活できるスキルが身についています。
その分だけでも、毎月15,000円は、自分の楽しみのために自由に使えます。
仮に、健康寿命が80歳だったとしても、10年、人生最後の花を咲かせるには、十分なお金でしょう。
まとめ
「バビロン大富豪の教え」は、比較的、若い世代に対して、大富豪(お金持ち)になるための教本ですが、
ドロップアウト組の中高年層の、低所得組にも、老後不安に対して、かなり有効な教本です!
この記事では、触れていない、本書の後半部分は、若いぜ代より、私たち、中高年層のドロップアウト組の方が、こころに刺さる内容になっています。
まだ、読まれてない方は、是非、読んで見てください。
「お金」と「幸せ」を生み出す【五つの黄金法則】
最後に
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
・「バビロン大富豪の教え」について、いくらか、興味が持てたでしょうか?
・この記事が、少しでも、読まれた方の役に立てれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。
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