直近1年、
最も上昇したのは「エネルギー」。
健闘中が「公益」「生活必需品」。
まず、下の表をご覧ください。
後述するチャートで、一目瞭然ですが、現状の米国市場は「エネルギー」「公益」「生活必需品」が、比較的いい感じです。
米国経済は、「景気後退」そして「不況」に向かっています。
不況時は、業績が比較的に安定傾向の「ディフェンシブ・セクター」と言えど、株価が下がる時は下がります。
この記事では、11セクターの「ETF」の比較と同時に、それぞれの「ETFの上位組み入れ銘柄」も添付しています。
これらが、この記事を読まれた方の「ETF」や「個別株」の投資判断の参考になれば嬉しいです。
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、最新の『米国株ETFの11セクター比較』を、チャートで比較します。
使用するチャートは、今月も「Google Finance」です。
比較するETFは、「ステートストリート社」の『XLRE』を除き、全て「バンガード社」。
株価チャートは、1年と5年を添付。
合わせて、各ETFの上位組み入れ銘柄を、添付しました。
こちらは「ブルームバーグ」より引用。
私の注目は、
「VPU(通信)」「VDC(生活必需品)」セクター。
参考までに、私の保有銘柄も添えています!
1「景気後退期」に強いセクター
(『S&P500』と比較)
まず、景気後退期に強いとされ、直近1年、最も好調だった『VDE』。
セクターローテーション上、比較対象がないので『S&P500』と比較しました。
・青色・・・「VDE(エネルギー)」
・黄色・・・「S&P500」
【直近1年】
【過去5年】
『VDE(エネルギー)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●エクソンモービル
●シェブロン
2「不況期」に強いセクター
・ヘルスケアセクター『VHT』
・公益セクター『VPU』
・生活必需品セクター『VDC』
・通信セクター『VOX』
次は、不況に強いとされているセクター群です。
現状、このセクター群が、最も期待でます!
参考までに、エネルギーセクターの「VDE」のチャートも重ねました。
・青色・・・「VPU(公益)」
・黄色・・・「VDC(生活必需品)」
・水色・・・「VHT(ヘルスケア)」
・オレンジ・・・「VOX(通信)」
・紫色・・・「VDE(エネルギー)」
【直近1年】
【過去5年】
『VPU(公益)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●ネクステラ・エナジー
『VDC(生活必需品)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●「VDC」
●プロクター&ギャンブル(P&G)
●コカ・コーラ
●ペプシコ
●ウォルマート
●アルトリア・グループ
『VHT(ヘルスケア)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
●アッヴィ
●メルク
『VOX(通信)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●ベライゾン・コミュニケーションズ
3「景気回復期」に強いセクター
・金融セクター『VFH』
・不動産セクター『XLRE』
・情報技術セクター『VGT』
景気回復期に強いとされているセクター群です。
今後、不況に向かう事が予測され、厳しいセクターです。
・青色・・・「VFH(金融)」
・黄色・・・「XLRE(不動産)」
・水色・・・「VGT(情報技術)」
【直近1年】
【過去5年】
『VFH(金融)』上位組み入れ銘柄
『XLRE(不動産)』上位組み入れ銘柄
『VGT(情報技術)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●アップル
●マイクロソフト
●ビザ
●シスコシステムズ
4「好況期」に強いセクター
・資本財セクター『VIS』
・素材セクター『VAW』
・一般消費財セクター『VCR』
好況期に強いとされているセクター群です。
こちらも、今後、不況に向かう事が予測され、厳しくなるセクターです。
・青色・・・「VIS(資本財)」
・黄色・・・「VAW(素材)」
・水色・・・「VCR(一般消費材)」
【直近1年】
【過去5年】
『VIS(資本財)』上位組み入れ銘柄
『VAW(素材)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●ニューモント
『VCR(一般消費財)』上位組み入れ銘柄
【タクドラたみの保有銘柄】
●ホーム・デポ
●マクドナルド
最後に
・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・これからも継続し、セクター別の比較を見ていきます。
・この記事が、投資のヒントになれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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