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2023年1月 米国株 ETF 11セクター比較(好調なセクター、不調なセクターが、一目瞭然!)

SBI証券

マネックス証券_米国株訴求

 

ポイント

 

直近1年、

最も上昇したのは「エネルギー」。

健闘中が「公益」「生活必需品」。

 

 

セクターローテーションについて

 

まず、下の表をご覧ください。

2022年 セクター別投資法(11種)セクターローテーションのトレンドを意識せよ | さんぺぐ米国株投資 より

後述するチャートで、一目瞭然ですが、現状の米国市場は「エネルギー」「公益」「生活必需品」が、比較的いい感じです。

 

米国経済は、「景気後退」そして「不況」に向かっています。

 

不況時は、業績が比較的に安定傾向の「ディフェンシブ・セクター」と言えど、株価が下がる時は下がります。

 

この記事では、11セクターの「ETF」の比較と同時に、それぞれの「ETFの上位組み入れ銘柄」も添付しています。

 

これらが、この記事を読まれた方の「ETF」や「個別株」の投資判断の参考になれば嬉しいです。

 

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

今回は、最新の『米国株ETFの11セクター比較』を、チャートで比較します。

 

使用するチャートは、今月も「Google Finance」です。

 

比較するETFは、「ステートストリート社」の『XLRE』を除き、全て「バンガード社」。

 

株価チャートは、1年と5年を添付。

 

合わせて、各ETFの上位組み入れ銘柄を、添付しました。

こちらは「ブルームバーグ」より引用。

 

私の注目は、

「VPU(通信)」「VDC(生活必需品)」セクター。

 

参考までに、私の保有銘柄も添えています!

 

1「景気後退期」に強いセクター

・エネルギーセクター『VDE』

(『S&P500』と比較)

まず、景気後退期に強いとされ、直近1年、最も好調だった『VDE』。

セクターローテーション上、比較対象がないので『S&P500』と比較しました。

・青色・・・「VDE(エネルギー)」

・黄色・・・「S&P500」

【直近1年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

直近1年「S&P500」に対し
プラス50%以上、アウトパフォームしている
「エネルギーセクター」
景気後退期の強さは、さすがです。

【過去5年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

コロナショック以前は、脱炭素化の流れで、
「エネルギーセクター」は、
苦しんでいました。

さらに、コロナショックにより、
経済活動が、停滞したことで、
エネルギー需要が減少し、
「エネルギーセクター」は、
さらに、苦しみました。

その後、世界の経済活動が再開したこと。
エネルギーの価格破壊に歯止めをかけるため、
生産調整に入ったことなどで、
エネルギー価格が高騰し、
2010年代ブームになったハイテク株を、
多く含む「S&P500」を、よそ目に、
「エネルギー株」は、急騰しました。

『VDE(エネルギー)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●エクソンモービル

●シェブロン

2「不況期」に強いセクター

・ヘルスケアセクター『VHT』

・公益セクター『VPU』

・生活必需品セクター『VDC』

・通信セクター『VOX』

次は、不況に強いとされているセクター群です。

現状、このセクター群が、最も期待でます!

参考までに、エネルギーセクターの「VDE」のチャートも重ねました。

・青色・・・「VPU(公益)」

・黄色・・・「VDC(生活必需品)」

・水色・・・「VHT(ヘルスケア)」

・オレンジ・・・「VOX(通信)」

・紫色・・・「VDE(エネルギー)」

【直近1年】

Google Finance を使い 筆者編集(2022.12.13)

直近1年「エネルギーセクター」
強さはダントツでした。

不況に強いとされる
このセクター群の中では、

「公益」「生活必需品」のグループと

「ヘルスケア」「通信」のグループの

二極化の傾向が見えます。

「通信」の低迷は、ハイテク株が、
含まれているのが主な要因です。

【過去5年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

5年のチャートでも、
「公益」「生活必需品」が、
安定的な強さを見せています。

さらに、どちらかと言うと
「生活必需品」の方が、
長期的に安定しています。

『VPU(公益)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●ネクステラ・エナジー

『VDC(生活必需品)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●「VDC」

●プロクター&ギャンブル(P&G)

●コカ・コーラ

●ペプシコ

●ウォルマート

●アルトリア・グループ

『VHT(ヘルスケア)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)

●アッヴィ

●メルク

『VOX(通信)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●ベライゾン・コミュニケーションズ

3「景気回復期」に強いセクター

・金融セクター『VFH』

・不動産セクター『XLRE』

・情報技術セクター『VGT』

景気回復期に強いとされているセクター群です。

今後、不況に向かう事が予測され、厳しいセクターです。

・青色・・・「VFH(金融)」

・黄色・・・「XLRE(不動産)」

・水色・・・「VGT(情報技術)」

【直近1年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

直近1年、特に
不動産情報技術は、厳しいです。

比較的、高配当の多い金融は、
比較的、救われています。

とは言え、個人的には
近づきたくないセクター群です。

【過去5年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

コロナショック以降
ハイテク株を含む
情報技術に驚異的な勢いがありました。

しかし、PERの高さは、金利上昇に弱く
超厳しい状況です。

2024年頃から始まると予想されている
景気後退期の後、
景気回復に向かえば
希望が見えてきます。

それまでは、一時的な上昇は
あったとしても、
その上げ幅は、限定的と考えられます。

『VFH(金融)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

『XLRE(不動産)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

『VGT(情報技術)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●アップル

●マイクロソフト

●ビザ

●シスコシステムズ

4「好況期」に強いセクター

・資本財セクター『VIS』

・素材セクター『VAW』

・一般消費財セクター『VCR』

好況期に強いとされているセクター群です。

こちらも、今後、不況に向かう事が予測され、厳しくなるセクターです。

・青色・・・「VIS(資本財)」

・黄色・・・「VAW(素材)」

・水色・・・「VCR(一般消費材)」

【直近1年】

Google Finance を使い 筆者編集(2023.1.14)

3セクターとも厳しいです。

特に「アマゾン」「テスラ」などの
ハイテク株を含む『VCR』
最も、厳しかったです。

このセクター群も、利上げが終了しても、
不況に向かっているため、
2023年、一時的な株価上昇が
あったとしても、
その上げ幅は、限定的でしょう。

【過去5年】

Google Finance を使い 筆者編集(2022.12.13)

5年チャートで見ると
やはり、ハイテク株を含む『VCR』
最も、激しい上昇を見せました。

その反面、下落幅も大きいかったです。

『VIS(資本財)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2022.12.13)

セクターとしては、厳しいですが、
個別銘柄では、今後、
期待できる新興国の経済成長に伴い、

重機メーカーの「キャタピラー」は、
有望でしょう。

また、国内株の場合、
「小松製作所」なども有望でしょう。

『VAW(素材)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●ニューモント

『VCR(一般消費財)』上位組み入れ銘柄

Bloomberg より引用
(2023.1.14)

【タクドラたみの保有銘柄】

●ホーム・デポ

●マクドナルド

最後に

 

・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

 

・これからも継続し、セクター別の比較を見ていきます。

 

・この記事が、投資のヒントになれば嬉しいです。

 

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。

 

 

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