こんにちは!タクドラたみです♪
2022年の上半期、セクター別ETFで、最もリターンが良かったのは、エネルギーセクターETFの「VDE」でした。
しかし、直近、原油価格の下落により「VDE」は、以前ほどの勢いがなくなってきたように感じます。
そこで、セクターローテーションから、今後、最も期待できる、生活必需品セクターETF『VDC』について、超要約しました(100秒で読めます)。
【セクターローテーション】
VDC基本情報
「VDE」・・・バンガード 生活必需品セクターETF
・多くが、日本でもお馴染みの企業です。
・上位組み入れ6銘柄で、構成比率の約5割を占めていて、それほど分散されてません。
・今後の、急成長は期待しにくい一方、安定した業績と、高収益が期待できる、ブランド力の強い企業が並んでます。
・好不況に左右されにくく、比較的安定した業績の企業中心です。
・業績に関係なく、リーマンショックやコロナショックといった、暴落局面では、株価は下がりますが、下げ幅は、他のセクターに比べ少ないです。
「VDC」「VOO」「VYM」「QQQ」リターン比較
株価推移比較
「VDC」は、年初来「VYM」より、やや、いい感じです。
そして「VOO(S&P500)」や「QQQ」に対して、完全にアウトパフォームしています。
「VDC」・・・「生活必需品セクターETF」
「VYM」・・・「バリュー株」を多く含む高配当ETF
「VOO」・・・「S&P500」に連動したETF
「QQQ」・・・「ハイテクグロース株」を多く含む「NASDAQ100」に連動するETF
【年初来(短期)チャート】
【長期(約25年)チャート】
「QQQ」の成績が圧倒的。
「VDC」と「VOO」は同じくらい。
「VYM」が最下位です。
安定した右肩上がりの「VDC」は「VOO」同様、積立投資にも向いています。
超人気の高い高配当株ETF「VYM」でさえ、この順序になる比較なので、この4つのETFが、いかに優秀なのかが分かります。
そして「QQQ」は、上昇力も大きいですが、下落も大きく、いかにハイリスク・ハイリターンなETFなのかも分かります。
と同時に、年齢や、投資経験、収入などの面で、リスク許容度の高い投資家にとって「QQQ」が、魅力的である一方、リスク許容度の低い(または、リスクを取りたくない)投資家は「YYM」が魅力的に感じると思います。
(現在52歳の私は、老後に向け、リスク許容度が低くなってくるので「VYM」のような、より安定的な高配当銘柄に、移行しつつあります。)
トータル・リターン比較
高配当ETFではないですが、配当金は高めです。
値上がり益と分配金を合わせた、トータル・リターンの比較です。
このグラフから「VDC」は、下落局面に強く、安定した運用が期待できることが分かります。
また、直近1年間のみ切り取ると、リターンは「VDC」最も良かったです。
そして「景気サイクル」の観点から、景気回復期の利下げ局面に向かうまで「これからが旬」の「VDC」は、最もいいパフォーマンスを出すことが期待できます。
購入のタイミングなど
・「一括投資」「積立投資」いずれにも適したETFです。
・「一括投資」場合、逆張りで株価が下がったと思われるタイミングで購入します。
と言っても、難しいと思います(私はタイミングを計れません)。
その場合、投資資金を、3ヶ月から半年ほどの間に、2回から6回に分け、購入するのもいいと思います。
最後に
・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・この記事が、読まれた方の、投資などの参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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