こんにちは!タクドラたみです♪
脱炭素、自然再生エネルギーに向け、人類は進んでいます。
しかし、現状、原油、石炭、ガスで、エネルギー消費の約80%を占めます。
そして、その流れが、まだまだ続くことも、現在の、エネルギー不足問題で露呈しています。
そこで、今回は、2022年、年初来、セクター別ETFで一人勝ちしている、エネルギーセクターETF『VDE』についてです。
代表的な、エネルギーセクターETFは「XLE」もありますが、この記事では、私自身も投資している『VDE』についてまとめました。
「VOO」「VYM」「QQQ」「VDE」株価比較
株価推移比較
「VDE」は、年初来、一人勝ち(圧勝)しています。
「VDE」・・・「エネルギーセクターETF」
「VYM」・・・「バリュー株」を多く含む高配当ETF
「VOO」・・・「S&P500」に連動したETF
「QQQ」・・・「ハイテクグロース株」を多く含む「NASDAQ100」に連動するETF
上のチャートは、年初来ということで、短期的です。
次に、5年(中期)の、チャートを確認します。
中期(5年)での、株価推移の順序は、年初来と比較すると、逆さまになっています。
景気後退局面に強いとされている「VDE」は、値動きの幅が大きいので、あまり長期運用に向いていないというのが、私の見解です。
しかし、短期的にとは言え、これだけ上昇している事実には、目を見張るものがあります。
トータル・リターン比較
値上がり益と分配金を合わせた、トータル・リターンの比較です。
直近1年間の「VDE」のトータル・リターンが、いかに凄いのかは、一目瞭然です。
VDE基本情報
「VDE」・・・Vanguard Energy Index Fund ETF
・経費率の0.1%は、激安ではないですが、セクターETFなので、妥当な水準です。
・配当利回りの3.54%は、株価が上がっていてこの水準なので高いです。
人気の高配当株ETFの「VYM」が3.18%です。
・純資産総額は、約95億ドルですが、日本で人気ナンバーワンとも言える、高配当ETFの「SPYD」の純資産総額が、約80億ドルなので、それよりも多いです。
ただ、世界では、高配当株ETFは、さほど人気がなく、SPYDも低迷気味というオチがあるのですが…。
組み入れ銘柄
・「エクソンモービル」と「シェブロン」の2銘柄だけで、約40%を占めています。
この2つのスーパーメジャーの、影響力の大きさが分かります。
原油価格
原油価格は、3月と6月に高値をつけた後、下落中です。
これにより「VDE」の株価も、直近下落しています。
しかし、情勢は不安定です。
「VDE」は、再び120ドル近辺を目指し、上昇する可能性もあります。
長期化したウクライナ戦争、世界的に進行している、原油高、天然ガス高によるインフレ、OPECプラスの減産など、エネルギーに対する情勢が「VDE」に与える影響は、少なくありません。
また、10月下旬の「エクソンモービル」や「シェブロン」の決算にも注目です。
「DVE」投資のメリット・デメリット
・景気後退局面で一人勝ちしやすい反面、それ以外の時期では、長期間低迷する傾向がある。
・コモディティ関連は、全体的に、値動きの上下が激しいです。
エネルギー株も、例外なく、大きく稼げる可能性がある一方、タイミングを外すと、大損する可能性が大きいです。
・上述した通り「VDE」中短期的な投資に、向いていますが、長期投資には不向きな傾向です。
・そのことから「VDE」は、コアサテライト戦略での、サテライト投資がいいでしょう。
・あくまでも、コア投資は「VT(全世界株)」「VTI(全米株式)」「VOO(S&P500)」、または、それに準じた投資信託などがいいと思います。
最後に
・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・エネルギーセクターETF「VDE」について、いかかだったでしょうか?
・この記事が、読まれた方の、投資などの参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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