こんにちは!タクドラたみです♪
インデックス投資は「米国1国への投資」と「全世界に分散した投資」どちらがいいのでしょうか?
その疑問に対し、過去と最新のデータを元に比較していきます!
ややリスクを取り、やや大きなリターンの可能性に挑戦するなら「米国1国」への投資。
リスクを抑え、平均的なリターンを追求するなら「全世界株」への投資。
投資先として、どちらかを選択するのもいいし、どちらも選択するのもいい!
【理由】
ここ10年程、米国一強時代だったので「全世界株」より「S&P500」の方が、パフォーマンスは良かったですが、この先の未来については、分からないから。
「S&P500」「オルカン」比較
この2つは、手数料が格安で、人気の投資信託です。
「S&P500」は、正式名称
『eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)』
指数(インデックス)の「S&P500」は、米国の優良企業トップ500です。
「オルカン」は、正式名称
『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカン・トリー)』
指数は「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」で、全世界に分散しています。国別投資先は、後述します。
【基準価格比較】
「S&P500」の設定は、2018年7月
「オルカン」の設定は、2018年8月
それぞれ、ファンドの運用開始から、まだ約4年と日が浅いので、基準価格(株価)の推移に、大きな差はありませんが、水色の線の「S&P500」の方が、パフォーマンスがいいです。
基準価格は、順調に右肩上がりです。
約4年で
「S&P500」は、約1.95倍
「オルカン」は、約1.7倍
になりました。
【「オルカン」の「国別構成」】
世界一の経済大国である米国の割合が、半分以上を占めてします。
これは、この2つのファンドが、似た実績になる要因のひとつです。
この2つのファンドでは、比較年月が短いので、期間がもう少し長い「ETF」で比較します。
「VTI」「VT」比較
この2つも、手数料が格安で、人気のETFです。
『VTI』は、
米国の3,500銘柄以上に投資し、米国株式市場をマルっと買うイメージで、時価総額の高い銘柄ほど、保有比率が高くなるETFです。
『VT』は、
新興国を含む世界47ヵ国、約2,900銘柄の株式に投資し、全世界の株式市場の90%以上をカバーし、をマルっと買うイメージで、時価総額の高い銘柄ほど、保有比率が高くなるETFです。
【年初来株価比較】
水色の線が「VTI」(米国)
柿色の線が「VT」(全世界)
期間が短いので、正直、どちらも変わらないです。
しかし、期間が長くなると、違いかでてきます。
【長期株価比較(約15年)】
水色の線が「VTI」(米国)
柿色の線が「VT」(全世界)
「VTI」の設定は、2001年5月
「VI」の設定は、2008年6月
「VI」が設定された以降、約15年は「VTI(米国)」の方が、実績がいいです。
どちらも、株価は、おおむね、順調に右肩上がりですが、
約15年で
「VTI(米国)」は、約3.3倍
「VT(全世界)」は、約2倍
になり、そこそこの差になりました。
それは、なぜでしょうか?
常に米国が最強だった訳ではない
直近10年くらい、世界経済は、GAFAMの台頭などで、米国一強だったことが、下の表から分かります。
これが「VTI(米国株)」が「VT(全世界株)」より、運用実績がいい理由です。
日本のバブルが崩壊する以前は、バブル以降の世代の方には、想像しにくいですが、実は、世界経済は日本一強でした。
2000年代は「ブラジル」「ロシア」「インド」「中国」の「ブリックス」と言われる、新興国が台頭した時代でした。
そう見てみると、今後、永遠に米国一強時代が続くとは限りません。
「全世界株」は、世界の株式をマルっと買うので、爆発的な運用成績は、期待できませんが、平均的な運用ができます。
そのため、株式投資の中でも、リスクの少ない投資と言えます。
なので、繰り返しですが、私の結論は以下の通りになるのです。
まとめ
ややリスクを取り、やや大きなリターンの可能性に挑戦するなら「米国1国」への投資。
リスクを抑え、平均的なリターンを追求するなら「全世界株」への投資。
投資先として、どちらかを選択するのもいいし、どちらも選択するのもいい!
【理由】
ここ10年程、米国一強時代だったので「全世界株」より「S&P500」の方が、パフォーマンスは良かったですが、この先の未来については、分からないから。
最後に
・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・今回の内容はいかかだったでしょうか?
・「米国株」と「全世界株」のインデックスファンドは、どちらも、甲乙つけがく、長期での資産形成には、最良の投資先です。
・私は、自分の年齢のこともあるので、米国株派ですが、リスクヘッジで、全世界株も、多少、買っています。
・今後、この記事も、定期的に、内容を最新のものにアップデートしながら、リライトし更新する予定です。
・老後など、豊かな未来のために、これからも、共に学んでいきましょう!
・そして、この記事が、読まれた方の、投資などの参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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