高配当株の株価は、基本ボックスの中で上下しています。
株価が、ボックスの下の方にきたら、タイミングを分散し買います。
こんにちは!タクドラたみです♪
近頃は、利上げ関係などのニュースの度に、株価が乱高下しています。
みなさんの心中は、いかがでしょうか?
もし、毎晩、気になって、寝つきが悪いとすれば、リスクを取り過ぎているのかもしれません。
そんな、インデックス投資が伸び悩む中、配当金がコツコツ入る「高配当株投資」に、興味を抱いている方は、少なくないと思います。
そこで今回は、株式投資の中でも、比較的、手堅いと言われている、高配当株投資の「買い時」「売り時」について、学んでいきましょう!
高配当株の購入タイミングはいつ?
高配当株の値動きの特徴は?
一言で言えば、ボックス相場です!
下のチャートは、代表的高配当株の一つで、配当利回りが現状5%を超え、私自身、保有している「ベライゾン」の過去10年のチャートです。
ほぼ、45ドル~60ドルのボックスで推移しています。
株価が、グロース株の様に、株価が2倍になったり、半値になる可能性は少ないです。
また、チャートをパッと見ただけでは、どこに「コロナショック」があったのか、分かりにくいです。
買うタイミングはいつ?
ボックスの下値と「感じた」時です!
これが、一番分かりやすい判断だと思います。
どれだけ銘柄分析をしても、株価がどう推移するのかは、ぶっちゃけ、分かりません!
なので、最終的には「感性」で判断せざる得ませんが、
前提として、購入する銘柄分析は、十分、行ったという条件です。
それを、踏まえた上で「購入タイミングの3パターン」は、以下の通りです。
⓵「○○ショック」時
② 株価が、マイルールの下限を下回った時
③ 配当利回りが、マイルールの上限を上回った時
⓵「○○ショック」など、市場全体が暴落した時などが、タイミングです。
こういう時は、企業の業績とは関係なく、株価が下がるので、いいタイミングです!
② また、上のチャートの「ベライゾン」なら、50ドル位を下回った時も、いいタイミングと思います。
高配当株は、値上がりが少ないと言っても、優良銘柄の多くは、経済成長による緩やかなインフレにより、増配し、株価も、緩やかに上昇する傾向があります。
そこで、もう一つ目安にしたいのが、
③ 配当利回りが高くなったタイミングです。
例えば、上の例の「ベライゾン」の場合、下の過去の配当推移より、配当利回りが、4%台後半以上で、購入タイミングだと思います。
例に出したベライゾンの連続増配年数は16年。
安心と安定の、信頼感があります。
米国株は、ベライゾン以外にも、25年や、50年を超える、連続増配株が多くあり、安心して、高配当投資をしやすいのも特徴です。
一度にどれくらい購入するの?
人それぞれで、年齢、投資歴、家族構成、性格などによって、リスク許容度は異なってきます。
それ故、一度にどれだけ購入するのかは、一概には言えません。
株価などを気にせず安心して、ぐっすり寝れる範囲内の金額です。
もし、株価が気になり、ソワソワするようなら、株を買い過ぎている証です。
具体的な購入パターン
上述した購入タイミングが来ても、一気に買うのは、あまりオススメできません。
高配当株投資は、基本「逆張り」です。
株価が下がったタイミングで、購入するのですが、株価がどこで底値をつけるのかは、誰にも分かりません。
時期を分散し、何度かに分けて購入するのがいいでしょう。
●株価を購入判断にする
具体的には、例えば、例に出した「ベライゾン」だとすれば、株価が50ドルを切ったら、購入するパターンです。
私の場合は、毎月、1株~5株ずつの間で、自分の許容範囲を考慮し、買い増しています。
また、5ドル下がったら買い増すとか、10ドル下がったら買い増すとか、1ヶ月毎などという時間を軸にするのではなく、株価を軸に考えるのも、いいと思います。
●配当利回りを購入判断にする
別の方法として、配当利回りが5%以上になれば、毎月、1株ずつとか、5株ずつとか、自分の許容範囲の中で、買い増すパターンもいいと思います。
いずれにしても、ノリではなく、マイルールに従い、機械的に購入するのが賢明です。
高配当株を買わない方がいい3パターン
① 企業の不祥事
② 業績の低迷
③ 減配、無配
① 企業の不祥事
これは、致命的です!
売上が下がるのは当然、株主からの信用を失い、株の売却が進み、株価が下落します。
企業のブランドイメージが崩れるのはもちろん、不祥事を起こす企業は、会社の体質にも問題があるケースが多く、不祥事を繰り返す可能性が高くなります。
こういったケースの場合、保有株の売却を視野に入れるのがいいでしょう。
② 業績の低迷
景気サイクルなどにより、業績が低迷するパターンです。
しかし、何年か後には、業績が回復し、株価も上昇するケースがあります。
しかし、いつ業績が回復するのかは、分かりません。
そういった場合は、業績の回復が見込まれるのを待ち、買うのがいいと思います。
ただし、競合他社にシェアを奪われた結果、売上が下がった時や、その企業の取り扱う商品やサービスが、時代遅れになった結果などの場合は、業績の回復が、かなり困難だと思います。
そういうケースで、株価が下がった企業の株は、買わない方が得策でしょう。
むしろ、売却を考えてもいいかと思います。
③ 減配、無配
業績の回復が見込めるなら、売却するまでもないと思いますが、買うタイミングではないでしょう。
しかし、減配が続いたり、大幅な減配、無配転落の場合は、話しは別です。
長期的に経営内容が悪化しているケースが多いです。
保有株の3ヶ月毎の決算の分析は、必ず行い、危険なシグナルが出てきて、その株を、一生、保持できる確信が持てない時は、たとえ損切りになったとしても、塩漬けになる前に、売却を検討するのがいいと思います。
タクドラたみのメッセージ
補足ですが、保有株の銘柄分析や、決算分析をするのが面倒だとか、そんな時間がない、また、そもそも、決算資料を分析できないにもかかわらず、今後も、決算分析を行うための勉強をするつもりがないのであれば、厳しい言い方ですが、個別株投資を、しないのが賢明でしょう。
インデックス投資を軽視する意図はありませんが、決算分析をしない、できない。でも、株式投資で資産形成をしたいのであれば、個別株に手を出さず、インデックス投資のみ行うのが得策です。
さらに言うと、インデックス投資の勉強すらも、しない、したくないのであれば、株式投資をいないのがいいと思います!
また、銀行や証券会社の窓口などで、勧誘された投資信託を、そのまま購入するのも同様です。
大損するのがオチです!
最後に
・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・今回は、高配当株投資についてでした。
後半のメッセージは、厳しい内容でしたが、いかかだったでしょうか?
「高配当株投資は、何にもしないで配当金を得られる」という論調もありますが、それは、絶対にありません!
・という訳で、豊かな未来のために、これからも、共に学んでいきましょう!
・そして、この記事が、読まれた方の、投資などの参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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