こんにちは!タクドラのたみです♪
このシリーズの記事では、大型二種免許(バス)取得についてですが、今回は、その2回目です。
早速ですが、今回のタイトルにある修了検定に向けての内容の続きを、私の経験を踏まえて書いていきます!
修了検定の課題は、下の目次の通りでしたが、今回は、目次の⑥『隘路(あいろ)』、⑦『40キロ』、⑤『発着点駐車』の説明をしていきます。
⓪『発進』
①『路端停止』
②『障害物かわし』
③『狭路(S字)』
④『踏切』
⑤『坂道発進』
⑥『隘路(あいろ)』
隘路は、決められた範囲の中に90度曲がり、車体を頭から突っ込み入れる事が課題です。
ポイントは、ハンドルを切るタイミングと、後輪を見ながらの調整です。
車体を進める事の可能な前の線、及び、車体を収めたい場所の横の線に入らなかった場合は、その時点で検定中止です。
「隘路の手順について」
隘路侵入
まず、この課題でも、徐行で車体を枠の中に入れるので、ハンドルを切り出す地点に来るまでに、ギアを2速に落とし、十分減速します。
右に曲がりながらの場合も、左に曲がりながらの場合でも、ハンドルを切る
タイミングは同じです。
ゆっくり直進しながら、運転する自分が止めたい枠の手前の線あたりに来ればハンドルを一気に切り車体を枠内に近づけていきます。
ハンドルを切るタイミングが、普通車に比べ、とても遅く感じますが、うっかり早めにハンドルを切ってしまったら、後輪が枠内に入らないという致命傷になります。
調整
ポイントは、後輪をいかに枠内に入れるかです。
停車した時点でタイヤが線の幅から、はみ出なければいいので、線を少しくらい踏んでいても大丈夫です。
車両を徐行で進めていき、内側の後輪が枠内に入るようハンドルを調整します。
この時、例えば右回りの場合だと、右の後輪に集中します。
後輪が、入いると確信できれば、停車に向けての作業です。
停車
停車の状態では、車体が両サイドの線に対して、真っ直ぐになっているかと、前輪タイヤが真っすぐになっているかですので、その調整をしていきます。
車両が、多少の斜めになっていたり、前輪が真っすぐに仕切れなかった際、停車する際の線の前にある、ここまでは、頭を出してもOKの線を使い前進と後退で微調整していき、最終的に、停車線に車の前を合わせます。
停車措置なので、ブレーキを踏んだまま、ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを引き検定員に合図をすれば完了です。
完了後、また発車しますが、やはり、発車の際の五点確認は忘れないでください。
⑦『40キロ出す』
この課題は、難易度が低いです。
検定員の指示で、コース内のカーブを曲がったら、ギアは3速のまま、アクセルをベタ踏みし40キロを出せばOKです!
スピードメーターが40キロに達したら、しっかりブレーキを踏んで減速してください。
⑧『発着点駐車』
「発着点駐車の手順について」
発着点は他の検定車両や、教習車がいるかもしれません。他の車両への配慮はもちろん、身振り手振りでの「お先にどうぞ」や「譲ってくれてありがとう」のジェスチャーなどは、二種免許を目指す者として、当然の行為だと心得ておきましょう。
「中扉合わせ」をしながら停車
駐車措置に入ります。ギアはセカンドで半クラを使いながらゆっくり進んでいきましょう。
白線を踏んだり、はみ出したりしないよう車体を左寄せします。この際も、白線から15センチいない(白線1本分)です。
左寄せが完了し、車体を真っすぐにしたら、中扉合わせです。
目印のポールに中扉を目視なしで合わして駐車しますが、左のサイドミラーにポールが写り出したらミラーに1点集中です(実際の路上では、1点集中はダメですよ(^^;))。
中扉合わせについては、おそらく感覚を磨くしかないと思います。頑張ってください!
エンジンを切り降車
車を止めた時点で、緊張の糸が切れそうですが、ギアをバックギアに入れ、エンジンと電源スイッチを切り、車から降車します。降車の際の左右確認は必ずしてください。
この2つは、忘れがちになるので要注意です!
(まとめ)
脱輪と障害物への接触は、即、検定中止なので、くれぐれも注意です。
五点確認とオーバーハングによる振り出し確認は、検定中、何度もありますが、忘れる度に確認不足でどんどん減点されていきます。検定までの教習期間で習慣化していってください。
【タクドラたみの一言】
大型二種免許って、取得する人は、あまりいませんよね。
だからなのでしょうが、私自身、免許取得する際、情報化社会と言えど、生きた情報は少なく不安でした。
それが、この記事を書くきっかけなりました。
このブログの記事が、大型二種免許取得を目指す方にとって、支えのひとつになる事を願ってます。
次回は、卒業検定について書いていきます!
【大型二種取得編の全ての記事は、こちらです】