こんにちは!タクドラのたみです♪
今回は『短期金利と長期金利』について、学んでいきたいと思います。
早速ですが、
この、資料の中から「短期金利」と「長期金利」について解説していきたいと思います。投資初心者の方はもちろん、中級者の方も復習がてらどうぞ(^^♪
①「短期金利とは?」②「長期金利とは?」③「長期金利はどうやって決まってるの?」の3つのステップで進めていきます!
【目次】
『短期金利とは?』
短期金利とは、お金の貸し借り(取引)が、1年未満の金利の事です。
上の資料では「日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利を適応する。」
と、書いてありますが「短期金利」と、一般的に新聞やテレビで言われているのは、私たちの銀行預金の事ではなく、民間の金融機関日本銀行(中央銀行)に預けている預金の一部の金利の事です。
この短期金利は、年8回行われる、上の資料が出される、日本銀行の「金融政策決定会合」で決められます。
因みに、米国では、こちらも、年8回行われる、中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)の、FOMC(連邦公開市場委員会)で決められます。
つまり、この場合の短期金利とは、中央銀行が金融政策により決める「政策金利」のことです。
参考までに、日本と米国の政策金利のチャートの抜粋したものを添付しましたので、参考にどうぞ(^^;)
日本は、2016年から▲0.1%のままで、米国は、コロナショック以降0.25%のままです。
『長期金利とは?』
長期金利とは、お金の貸し借り(取引)が、1年以上の金利の事です。
上の日銀の資料では「10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債を買い入れを行う。」
と、書いてありますが「長期金利」と、一般的に新聞やテレビで言われているのは、住宅ローンのなどの金利の事ではなく、10年物国債の利回りの事です。
もちろん、この長期金利によって住宅ローンなどの金利は左右されます。
国債(債券)は、上の日銀の資料の通り、買いが入れば(価格が上げれば)金利が下がる一方、売りが入れば(価格が下げれば)金利が上がります。
この理屈については、下の私の記事で、ザックリと解説しています。
参考までに、日本と米国の長期金利(10年物国債の金利)のチャートの抜粋したものを添付しましたので、参考にどうぞ(^_^;)
経済が良くなると、金利は上がりますが、日本の長期金利の推移からは、なかなか明るい未来が見えないですね。
米国の長期金利は、コロナが終息すると、3%位を目安に戻りそうですが、高いPER株にとっては、ビミョーです(^^;)
『長期金利はどうやって決まってるの?』
Googleで検索すると、
長期金利は、主に長期資金の需給関係によって決まるもので、物価の変動、短期金利の推移(金融政策)などの長期的な予想で変動します。
と書いてます。また、色々と調べても、市場の見通しとか、よく分からない曖昧な説明が殆んどです。
確かに、その通りで、長期金利は色々な要素の思惑で決まるのですが、そのような説明では、ぶっちゃけ、私は「よく分からない!」です。
という事で、細かい事は気にせず、タクドラたみ流に必殺の乱暴な説明をします!
例えば、アップルの今の株価は、みんなの気持ちの入った売買で130ドルとかいう価格で折り合いがついている感じで、長期金利(10年物国債の金利)も、みんなの気持ちの入った10年後の市場予測で決まるのです。仮に5年物の国債の金利だと、みんなの5年後の債券市場予測で、2年物なら2年後の債券市場予測です!
現在の日本の場合、長期金利を、日銀がコントロールしょうとしている、ヘンテコな状態ですが、米国の場合、長期金利は、今後上昇すると見込まれています。
そして、現状米国の10年債利回りが、上のチャートから1.5%位で推移しているのは、みんなの市場予測で
「10年後は、コロナショックから経済が回復し、今の調子でいくと、短期金利は1.5%くらいになるだろう!」
となっているからです。
その、10年後のみんなの市場予測の思惑などにより、これからも長期金利は変動していきます!
『最後に』
・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・今回の記事は、いかがでしたでしょうか?突っ込み所などあると思いますが、私は今の段階では、長期金利のが決まる理由について、特に投資初心者にとっては、これが一番分かりやすいかなぁ~と思います(^^;)。ですが、私自身、勉強しもっといい解説ができるようになれば、また記事は書き換えます!
・イールドカーブ・コントロールについては、今後、解説していきます!
・このブログを通し、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ、と思ってますので、これからも、よろしくお願いします。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。
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