『タクドラたみ (株式投資と新潟お出かけ散歩など)』

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『金利が上がると、高PER株が苦戦する理由③ 「PERとは?」』

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こんにちは!タクドラのたみです♪

「金利の引き上げは、グロース株(成長株)を多く含むハイテク株にとって、PER(株価収益率)が高いため苦戦しやすくなります」
と、言われますが、それは何故なのでしょう?

その疑問に答えるため、前回は「EPS」の解説をしました。今回は、その続きで「PER」の解説をしていきます!

因みに「EPS」と「PER」そして、次回解説する「株式益回り」を、理解すれば「金利の上昇で高PER株が苦戦する理由」が、分かるようになります。後、もう少しなので、頑張っていきましょう!

で「PER」の解説をする前に、前回までの復習を軽くします。

【目次】

『前回までのおさらい』

「一般的に」景気が上がれば、モノが売れるので、企業の業績は上がり、株価も上昇しますそして、モノがどんどん売れるようになると、需要(モノが欲しい)が、供給(モノを売る)を上回りインフレになります。また、中央銀行は、景気の過熱による急激な物価の値上がりを抑制する為、金利をジワジワと上げていきます。ですが、通常、緩やかなインフレは、景気も企業業績も上がるので、株価も上がります。

次に「EPS」ですが、これは「1株当たり当期純利益」です。これは、文字通り、企業の発行済み株式総数に対し、1株当たりどれくらい稼いでいるのかを見る指標でした。
利益が上がれば「EPS」は、上昇しますので、通常「EPS」が高くなっていく事は、好ましい状態です

『PERとは』

では、今回の本題「PER」について、解説していきます。
「PER」とは「Price Earnings Ratio(プライス アーニング レシオ)」の頭文字を取った略で「株価収益率」の事です
(以下、株価収益率は「PER」と表記します)

『PERで分かること』

・企業(株)の期待値

・割高、割安の目安

・株の人気度

毎度のように「PER」を、ザックリ表現すると「株(企業)の期待値」を表す指標です!
また、その企業の株が「割高」とか「割安」を表す指標でもあります。
また、「低PER株」には、失礼なのですが「割高株」は「人気株」とか「割安株」は「不人気株」とも言われています。

と言われても、意味不明ですよね(^^;)

では、解説していきます!なるべく、噛み砕いて説明しますので、最後まで宜しくお願いします!

『PERの計算式』

「PER」の式
「PER」=「株価」÷「EPS(1株当たり当期純利益)
なのですが「PER」を計算する時は、一般的に「実績のEPS」ではなく「予想EPS」を使います。その「予想EPS」とは、市場や企業を分析し調査をしたアナリストたちが「この企業の当期の業績は、こんな予想です」と公表した数字です。

『期待値としてのPER』

株式というのは、企業の運転資金を、投資家から集めるための証券です。
そして、企業の利益は、主に、投資家に配当金という形で分配されるか、内部留保として、企業が新製品開発や、新規市場の開拓、工場の設備投資などに回ります。
配当金はもちろん、内部留保も、企業の発展の為に使われますので、企業の利益は投資家に還元されます
「EPS(1株当たり当期純利益)」は「1年で1株につき、いくら投資家に還元されるのか」というものなので「PER(株価収益率)」は、今の予測だと投資家が投資したお金を、何年で回収できるのかという指標』に、置き換える事ができます。
つまり「PER「投資したお金(1株の株価)」÷「1株当たり当期純利益(EPS)」という式が成り立つのですが、よく分からないですよね。
数字を当てはめると、分かりやすいです。
「1株100円(株価)」の株を買いました ÷「当期純利益10円(EPS)10年で投資資金が回収できるPER
という事になります。

ただ「PER」は、そう単純ではないのです。
投資家は株を買う時「この企業は、10年後、20年後、いやもっと先、爆益をだすだろう!」と期待したりします
なので「EPS」は、そもそも「当期純利益」なのですが「PER」を求める時は、今期いくら稼ぐのかという「予想EPS」で計算します。しかし、投資家は、何年も先の期待を盛り込んだ「期待した(願望込みの)EPS」で計算し株を買ったりするのです。なので「PER」が100倍を超えるケースも珍しくなく「PER」は期待値の指標』にもなるのです。

『企業の利益が上がれば「PER」は下がる』

テスラは期待値大!

現状、テスラの株価600ドルくらいで推移していて、PER約600倍くらいです。
これは、テスラが、今と同じくらいの利益を出し続けていれば投資家が投資金額を回収するまでに600年かかる!という意味なのですが、まさか、600年かけて投資金額を回収するつもりで、テスラの株を買う人は、いないと思います。人間の寿命はそんなに長くはないですよね(^^;)
投資家は何を考えてるのかと言うと、テスラの利益は、例えば「将来、今の30倍くらいになるだろう」と期待して株を買っていれば「PER600倍」÷「利益30倍」=「20年で投資資金が回収できる」と、将来、爆益を出す事を期待しテスラ株を買うのです。
つまり「投資家らは、企業の利益が上がれば「PER」が下がる」期待を盛り込み株を買っているのです。

『PERの目安』

その「PER」の目安は
「PER20倍」=「割高」
「PER15倍」=「標準」
「PER10倍」=「割安」
なのですが、今は、金融緩和により、投資マネーが、株式にどんどん流れているので「PER20倍」くらいだと、ハイテク関連銘柄などの場合、割高感を全く感じられなくなっていますし、ハイテクなど、将来の期待が高い傾向の業種は、比較的PERは高くなりやすいです。

『人気度の指標としてのPER』

株価は買いたい量と売りたい量のバランス(需要と供給)で決まります。
例えば、ある企業の株を10人の人が1株ずつ買おうとして、売りたい人が1人で1株だと、売る人は、なるべく高値で売りたいので、値をつり上げていきます。
結果その企業のEPSが10円のままでも、株価元々100円だったのが、大人気で200円になったとすれば「EPS」は同じでも「PERは2倍」になるのです。

「人気が出る前のPER」=(株価)100円 ÷ (EPS)10円 = 10倍
「人気が出た後のPER」=(株価)200円 ÷ (EPS)10円 = 20倍

という具合で、これが「PER」は人気度の指標』という事です!

『PERの活用例』

もし、みなさんが株を買おうとして「PER」を参考にするとします。その時、人気の業種と不人気の業種では、期待値が違うので「PER」に差がでてきます。
なので「PER」で銘柄を比較するなら、異なる業種で比較しても、あまり意味がないので、同業種内で比較すると、割高か割安かの判断がしやすいです

とは言え、今までの説明の通り「PER」は、投資家の期待や人気、そして、割高や割安の基準も、人の心理などに左右されやすいので「PER」を、株の売買基準にするのは、危険かもしれませんね。

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『まとめ』

今回は「PER」について、解説してきましたが、なんとなくでも、ご理解いただけたでしょうか(^^;)

「PER」とは

「株価収益率」と覚えるより
・企業(株)の期待値
・割高、割安 の目安
・株の人気度

などと 理解していただいた方がいいと思います!

私の場合「PER」を、ほぼ「みんなの期待値」として捉えていますよ(^.^)♪

次回は「株式益回り」の解説をしていきますので、宜しくお願い致します。

このシリーズの1回目と2回目の記事を下に貼ってます。読んでいただけると、さらに理解が深まりますので、是非どうぞ!

tihouno-takudora.hatenablog.com

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『補足(直近の株価下落について)』

少し、本題からはそれますが、今「インフレ懸念」「長期金利の上昇」で、株価が下落しました。原因には様々な要因が絡んでますが、米国の実質失業率が回復しきってなく、経済もちゃんと回復していない状態で、様々な原材料である、銅や原油、穀物などが値上がりしました。購買力が回復していない中での物価上昇(インフレ)と、金利上昇は、経済や企業にとってはマイナスです。それらが、簡単な株価下落の要因です。

しかし、大局を見ると、そう遠くない将来、コロナは終息し、本格的な経済回復に向かうと、私は考えているので、そう心配していません。

『最後に』

・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

・今回のシリーズでは「どうして、金利が上がると高PER株は苦戦するの?」という多くの人が持っている「いまさら人に聞けない疑問?」を解決することが目的です。

・私は、このブログを通し、株式投資についての知識を、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ…と思ってます。

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。

 

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