『タクドラたみ (株式投資と新潟お出かけ散歩など)』

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『世界恐慌④(恐慌に進むアメリカ)』

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こんにちは!タクドラのたみです♪

この世界恐慌シリーズも、今回で4回目ですね。今現在、日経平均が、30,000円回復しただの、ダウ平均の3,000突破や、S&P500が4,000を突破し最高値更新などのニュースが入ってきます。

しかも、コロナ禍の中でですよ!

この株高はバブルだと言われたりしていますが、そもそも、この原因はどこにあるのでしょうか?

それを紐解くには、歴史を学ぶ事が、ヒントになるのかも知れません。

前回のまでの内容については、リンクを貼りましたので参考にしてください。

今回の内容は、少し難易度が高いですが、重要な内容ですので、なるべく丁寧に解説していきます。是非、最後まで読んでみてください。よろしくお願いします。

tihouno-takudora.hatenablog.com

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【目次】

6.恐慌の前兆

1920年代のアメリカ「狂騒の20年代」を謳歌し、フーバー大統領は「永遠の繁栄」と言いました。しかし、恐慌の前兆はあったのです。

①ヨーロッパ諸国の復興と農業不況

アメリカは、第一次世界大戦中から、戦争により焦土化したヨーロッパ諸国中心に、大量の穀物などの食糧輸出をしていました。食料は特に需要が高く、価格が上昇してたので、アメリカの農民も、借金で農地を拡大し、機械による耕地開発で大量生産を進めました。
しかし、ヨーロッパ諸国の戦後復興などにより輸出が激減したこともあり、戦後、アメリカの農産物の価格崩壊が進みました。ヨーロッパ諸国は、さらに、自国産業を守るため輸入品に対し高い関税をかける保護貿易を進めた事も、農業不況に追い打ちをかけました。それにより借金を返せなくなった農民は、土地を手放す者が後を絶たず、20年代のアメリカの繁栄の恩恵を受ける事ができませんでした。
そして、皮肉にも1929年は大豊作だったことで、トドメとなったのです。

②過剰生産

過剰生産は、農産物だけだはありません。1920年代は、住宅や自動車、そしてラジオ、洗濯機、アイロン、冷蔵庫などの家電製品が普及し、繁栄を謳歌していたアメリカでは、化粧品などの様々な一般消費財もどんどん売れたので、工業化により生産力を高めていきました。さらに、信用取引は株式投資だけでなく、ローンでの販売も進んでいきました。

しかし、20年代後半になると、過剰生産により消費が追いつかず、物価が下落していきました。

過剰生産による影響は、失業者を増加させました。失業者の増加は、購買力の低下になり、モノがダブつく状況では、安くなった商品でさえ、売れないという、負のスパイラルに陥ってしまいました。

で、ここで、問題になるのは、経済の立て直し政策です。

通常、失業者が増加すると、金利を引き下げ、人々の借金返済を軽減すると同時に、借金をしやすくし(住宅や車のローンなど)購買力を高め、企業のモノ作りを活性化し雇用を生み出します。

しかし、生産過剰によるモノ余りの状況では、モノ作りの活性化は難しかったですし、また、金本位制の絡みもありました。

第一次世界大戦後時、各国は大量のお金が必要だったので、金本位制を中断してましたが、戦後、金本位制に戻してました。

その金本位制での通貨は、いつでも金と通貨は交換できない兌換(だかん)紙幣なので、通貨供給量(マネーサプライ)を増やせないのです

仮に、コロナ禍で経済が落ち込んでいる今の世界が、金本位制で通貨供給量が増やせなければ大変な事になりますよね。ですが、当時は通貨をどんどん発行することができませんでした。もはや、八方ふさがりの中で、株式投資ブームが過熱し株価だけがどんどん上昇していったのです。

③金本位制下での迷走

1920年代の半ばまで、アメリカ経済は強く輸出が伸び貿易黒字となり、お金がアメリカに集まってました。すなわち、金本位制なので金がアメリカに集まるのです。

しかし、20年代後半、輸入が多く、金の流出が止まらないイギリスが人為的に金利をあげたのです。

皆さんは6%の金利の銀行と、3%の金利の銀行があるとすれば、どちらの銀行にお金を預けますか?

そういう理論で、イギリスはアメリカに流れた金を取り戻していったのです。

しかし、金利の引き上げは、庶民にとってどうでしょうか?

そうなのです!イギリスはなんと庶民を見捨て、金の流出を防ぎ、自国通貨のポンドを守ったのです。

このイギリスの政策に対してアメリカも対抗します!

FRB(連邦準備制度)が、1928年1月時点で3.5%だった金利を段階的に引き上げ、1929年1月時点で5%とし、更に同年8月9日に6%まで引き上げたのです。

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世界恐慌前後のアメリカの金利推移(komazawa-ac.jp)

想像してください!今の「0金利政策」とかいう日本で、金利3.5%もあり得ないですが、なんと、約1年半で6%まで金利を上げたのですよ!もはや、恐怖の沙汰です。

④株価の乱高下

そういう状況下で1929年の10月に向かって、株価が乱高下し始めました。

プロの投資家が危機感から売り、一般の投資家が下がったので買うという図式です。

そして、ついに「暗黒の木曜日」が来てしまったのです。

2つのチャートは「暗黒の木曜日」を挟んだダウ平均株価の推移です。このチャートから、上昇時には、信用取引で株を担保に借金をし、株を買うことが広まる心理も分かりますし、また、一気に下落するのではなく、時には希望を感じさせながら、じわじわ3年かけて80%以上も下落したのは拷問ですよね。

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1929年までのダウ平均株価(komazawa-ac.jp)

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1929年以降のダウ平均(komazawa-ac.jp)
では、次回は「世界恐慌」が、どのように進んで行ったのかについて、話しを進めて行きます。 f:id:tihouno-takudora:20210422112809j:plain

【最後に】

・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

・コロナ禍が続き、お金の不安を抱えている方は、私も含め少なくないと思います。そんな中、メディアを開くと、おいしい話で誘惑してくる「株式投資」の、怪しい宣伝が出てきます。しかし、みなさんも、お気づきの通り、株の値上がりは、一直線に続くことはありません。幾度となく暴落を繰り返してきました。それが資本主義経済なのです

・「永遠の繁栄」なんてものも、幻想にすぎません。それは、歴史が証明しています。しかし、人のこころは弱く、私自身を含め「まさか自分だけは...」と、思ったりしてしまうものです。

・現在、コロナ禍で人類がかつて経験したことの領域に突入しています。そして、その行く末は誰にも分かりません。しかし、歴史を学び知る事により、精神的不安や経済的損失から、自分自身を守るためのヒントを得る事が出来ます。なので、このブログを通し、どう行動していけばいいのかを、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ…と思ってます。

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。

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