『タクドラたみ』の米国株投資

『米国株投資』で 老後資金 2,000万円作りに 挑戦中!

『世界恐慌①(暗黒の木曜日)』

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こんにちは!タクドラのたみです♪

今、株式投資をされている方、これから株式投資を始めようと考えてる方、それぞれ、いらっしゃると思います。

そんな今、ダウ平均やS&P500が、最高値更新!などのニュースが入ってきます。

この株高はバブルだと言われたりもしていますが、そもそも、この原因はどこにあるのでしょうか?

それを紐解くには、歴史を学ぶ事が、ヒントになるのかも知れません。

そこで「世界恐慌」について、書いていきたいと思います。

個人投資家でいる以上は、絶対に知っておくべき内容と思いますが、内容にボリュームがあります。私は1記事2,000文字を目安にしているので、世界恐慌について、ひとつの記事で書くことができません。数回に分けて書いていきたいと思います。

今回は、その世界恐慌シリーズの1回目です。

【目次】

1.世界恐慌とは

1929年に始まった大恐慌です。ニューヨークのウォール街の株価暴落をきっかけに、銀行や企業の倒産が相次ぎ、失業者があふれかえる大不況になりました。その結果、1930年代以降、資本主義社会の歪みが全世界に広がり、軍国主義やファシズムが台頭し、第二次世界大戦へと進んでいくことになったのです。

この世界恐慌の原因は、様々な要素が複雑に絡み合っているため、約100年経った今でさえ、様々な学説があり原因は断定されていません。

そうは言っても、おおよその原因は分かっているので、それらについて解説していきたいと思います。

2.暗黒の木曜日

1929年10月24日は、後に「暗黒の木曜日」と呼ばれるようになりましたが、アメリカのウォール街にあるニューヨーク証券取引所で、株式が大暴落し世界恐慌の発端となった日です。

さて、話は少し戻りますが、1929年9月に入り、プロの投資家達が、実体経済とかけ離れた株式相場に危機感を感じ売り始めた結果、今まで好調だった相場が乱高下するようになってきました。

そんな10月23日の水曜日の午後、原因不明のまま株価が急落したのです。

そして、翌24日には誰もが、株を売りに走り大暴落し、警官隊が400名出動する大パニックになりました。

その後、ロックフェラーやJPモルガンの社長など、経済界の大物たちが大量の買い支えをした結果、株価は、翌11月に入ってから一時的に30%程戻しましたが、その株価を買い支えている情報はあまり広まらなく、一般投資家の株の売りが止まらず、結局1932年まで3年かけて、株価は80%以上下落しました

GDP(国内総生産)は、1929年のピークに対し半分にまで落ち込みました。

そこで、景気回復を目指し「公定歩合(政策金利)」は、段階的に6%から1.5%にまで引き下げましたが、それでも、株価の下落は止まりませんでした。(金利の引き下げは、企業への融資をしやすくするので、景気回復のための一般的な手法です。コロナ禍の今も、日本やアメリカのみならず、世界中で行われています。)

その後、不況は全世界に広がり、1930年代になっても景気は回復せず、アメリカでは失業者が約25%となりました。今回のコロナショックでも、アメリカの失業率は、最大でも15%未満でしたので、その規模の違いは一目瞭然です。

 

では、何故このような、大恐慌が起きてしまったのでしょうか?

それを探るには、世界恐慌の10年前の第一次世界大戦から、話しを進めていかなくてはなりませんが、この続きは次回にしたいと思います。

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【最後に】

・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。

・長引く不況で、お金の不安を抱えている方は、私も含め少なくないと思います。メディアを開くと、おいしい話で誘惑してくる「株式投資」が、いたるところに出てきます。しかし、急激な株高が、永遠に続くことはありません。それが資本主義経済なのです。

・雑誌やネット、そして書店に並んでいる本たちは、所詮、ビジネスの対象です。作者や出版社、証券会社などが儲かる前提で、私たちに、甘い蜜をばらまいています。そのよう本は、100冊読んでも、1,000冊読んでも、読破したという自己満足にしかならず、大切な財産を失う羽目になるのがオチです!それは、歴史の教訓として世界恐慌が教えてくれます。

・個人投資家で、世界恐慌を説明できる方は、どれくらいいるでしょうか? ちゃんと歴史を学び知る事により、精神的不安や経済的損失から、自分自身を守ってくれると私は確信してます。なので、このブログを通し、どう行動していけばいいのかを、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ…と思ってます。

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。

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