こんにちは!タクドラのたみです♪
今回の内容は、やや中級者向けですが、私が予測する米国株の、中・長期予測の一部と私の行動です。理論立てて解説するとともに、出来るだけ分かりやすい内容にするつもりですので、どうぞ最後までお付き合い下さい。
【目次】
1.米国の現況と今後の経済
では、早速ですが本題です。
米国ではコロナワクチン接種が進み、現在30%以上の接種率で、夏前には60%に届きそうな勢いです。これにより集団免疫ができますので、米国ではアフターコロナの段階へと移行していくと思われます。
そして、経済活動は順調に回復していくでしょう。
景気が上がればFRB(FRB=米国の中央銀行←正確な表現ではありませんが…)は、次の2つの事をします。
①金利の引き上げ(2023年末頃までは、金利の引き上げはしないようです)。
②ドル紙幣の大量発行を止める(このまま、ドル紙幣を発行し続けると、他国の通貨や金などのコモディティ(商品)に対して、過剰供給となりドルの暴落を招き、米国経済の崩壊になりかねない)。
2.金利が上がると株価はどうなるのか?
では、金利が上がるとどうなるのでしょうか?
通常株価は下落します。
何故なら、企業はお金を借りにくくなり、設備投資などがしにくくなります。それは、利益を上げにくくなるなどの要因になるからです。(詳しくは、私の過去の記事を見てみてください。)
『金利と株・債券の関係』 - tami (hatenablog.com)
ただし、銀行株は別で株価は上がりやすくなります。銀行はお金を貸し利息を得ることで稼いでいるので、金利(利息)が高い方が儲かるからです。
因みに、私は、それを踏まえ、銀行株の「バンク・オブ・アメリカ」を買ってました!
ただ、下のようなチャートなので、買い増しのタイミングが難しいです(^^;)。
3.金利が上がると債券価格はどうなるのか?
債券も金利を上げると値を下げます。
(この理由についても、上にリンクを貼った記事を参考にしてください。)
しかし、現状は金利を引き下げてますが、債券価格は下落しています。
その理由は
①現状、株がバブル相場に入ってしまったので、投資資金がボラティリティ(値動き変動率)の小さい債券から、ボラティリティの大きい株式に流入しているからです。
そりゃぁ~、値を下げてる債券なんかより、値動き大きく、どんどん値を上げている株式の方が、人気になりますよね。
②さらに、長期金利の上昇も債券価格を引き下げの要因になりました。(この理由については、下の私の記事で詳しく解説しています。)
『債券価格 何で変わるの?』 - tami (hatenablog.com)
この状況で、私がどう動いたかは、上級者の方なら、もうお分かりですよね。
債券を、絶好の買い場として買っているのです!昨夜も、AGG(米国総合債券ETF)を買い増しました!
※なぜ、そうしたかと言うと、長期的にはコロナは収束します。
コロナの収束により、経済活動は活性化します。
経済活動の活性化が軌道に乗ると、FRBは金利を引き上げます。
金利の引き上げは、PER(株価収益率)が高く「割高」になっている、ハイテク株を多く含むグロース株(成長株)が、売られやすくなります(この理由については、また別の記事で詳しく解説します(^^;))。
そういう状況になれば、投資家達は自分の資産を守るために、金や暗号通貨、債券など、株から別のものに資産を移し始めます。
当然、債券にもその資金は流れてくると考えられますので、債券価格は上昇しやすくなります。
※また、私が債券を買い始めているのには、別の理由もあります。
仮にバブルが崩壊し、株価が急落した際、債券はボラティリティが小さいので、リスクヘッジ(株のみの投資だと資産価値が一方的に下がるので、そのリスクを防ぐ)になるからです。
4.まとめ
・コロナ収束で、米国経済は回復し、金利が上がる!
・金利の上昇は、株価下落の要因ですが、銀行株にとっては追い風!
・金利の引き下げは、債券価格が上昇の要因ですが、株バブルのなどの影響で債券は、値を下げているので買い時になっている!
以上が、今回の内容のまとめで、私の行動も合わせて書きました。
【最後に】
・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・米国では、コロナ収束の見通しが、ある程度立ってきました。それは株式市場のトレンドが変化してくることを意味しています。私は、今回の記事のような予測を立て、行動に移してます。みなさんは、どうでしょうか?
・とある中国人から教わった、中国の言い伝えを一つ紹介します。「世の中では変わらないものは一つしかありません。それは変化し続けるという事だけです!」
・そう考えると、現状維持で何もしないことこそ、最大のリスクなのかも知れませんね。
・今回は、やや中級者向けでしたが、いかかだったでしょうか(^^;)? 質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。