こんにちは!タクドラのたみです♪
今回内容は、金利と株価・債券価格の関係です 。
要点は
金利を下げると、株価・債券価格は上昇する
株の人気が上がると、債券の人気は下がる
タクドラたみの対策は…?
です。
【目次】
1.金利と株の関係
・金利(利息)の引下げ
⇒企業がお金を借りるチャンス!
⇒企業が設備(工場・機械など)を買う
⇒設備などを作るために新たな仕事が生まれる
⇒雇用の拡大
⇒消費者(労働者)の購買力が上がる
⇒企業が儲かる
⇒株価が上がる
簡単ですが、これが、基本的に金利を下げると株価が上がる理屈です。
2.株と債券の関係
まず、これについて解説する前に...
(毎度ながら、分かりやすくするための、乱暴な説明お許しください。)
S&P500(株)とAGG(債券)で解説します。
※S&P500は、米国の代表的な500社で構成された株価指数です。米国の一般的な株の値動きです。
※AGGとは、米国総合債券ETFです。米国の一般的な債券の値動きをするひとつです。
では、左のS&P500のチャート「株」と、右の債券ETF(上場投資信託)「AGG」のチャート「債券」を見比べてください。
基本的には、金利を下げると株価も債券価格も上がる傾向です。上のチャートは、それぞれの各2年分ですが、半年程前までは同じようなチャートでした。
株価(左)はコロナショックで、1度は下落したものの、低金利のため順調に上昇しています。
一方、債券(右)は、株価と同じように推移していましたが、昨年の秋頃から下落に転じてます。
どうして、こういう事が起きたかと言うと、私の分析では、株の人気が過熱したため、債券に投資していた資金が株式へと流入したためです。そこに、長期金利の上昇が債券価格下落に拍車をかけました。
株価急騰時は、値動きの小さい債券より、値上がり益の大きい株の方が、当然人気になりますよね。
・AGGの詳細は、下のリンクから「1日分の何か」さんのブログをご覧ください。とても分かりやすいです。大人気米国債券ETF『【AGG】iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF』についてブログで解説 | FIREを株やら副業やらなにかで目指す迷走日記 (fireninaru.com)
・金利が上がると債券価格が下がる理由は、下の記事を参照ください。
tihouno-takudora.hatenablog.com
3.タクドラのたみの見通しと対策
・2023年末頃までは、低金利が継続する見通しで株価は上がりやすい。
→その後、金利が上がると株価は下落しやすくなる。
・今、絶好調の株価は、コロナ収束の期待感によるもの。
→コロナ収束後、ある程度、景気が回復すると、株価の伸びしろが小さくなる。
・債券は、株価に対して値動きは小さいです。
→株価暴落時のリスクを和らげてくれる。
・今の著しい債券価格の下落は、絶好の買い場!
→株価暴落は、人々の株への失望感を生み、株に流れていた資金の一部が債券に流入。
・債券価格の上昇。
私は、こういう見通しを立ててます。なので、私は、株のみに投資するのではなく、少しずつ様子を見ながら、債券ETFのAGGを買い増したり、iDeCoでも債券の比重を上げてます。
とは言っても、債券は株価のように暴騰しませんので、値上がり益(キャピタルゲイン)は、そう多くは期待できません。
むしろ、株価急落の際、自分の投資資金を債券に振り分けておくことで、リスク(資産減)を少なくする効果の方が期待できます。
そして、AGGの場合、2.70%の配当利回り(インカムゲイン)も期待できます。
【最後に】
・今回も、最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・株価最高値のニュースは嬉しいですが、その一方、こんな事はいつまでも続かないと感じている方は、私を含め少なくないと思います。しかし、知ることで対策はできますし、精神的不安や経済的損失から、自分自身を守ってくれることは多いと思います。なので、このブログを通し、どう行動していけばいいのかを、みなさんと一緒に学び、明るい未来に向けて前進していければ…と思ってます。
・今回、記事のリンクを貼らせていただいた「1日分の何か」さんに感謝します。ありがとうございます。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、はてなブログやTwitterで、コメントお願い致します。
・サブ ブロブ始めました!まだ、記事は1つだけですが(^^;)。こちらも、ポツポツ更新していきますので、よろしくお願いします!
『田上町梅林公園』 - タクドラたみの新潟お出かけ散歩 (hatenadiary.com)