こんにちは!タクドラのたみです♪
最近「米10年国債利回りが上昇した!」とか、「株価の下落」、「株価の調整局面!?」などとニュースで言われてますが、今回は、そもそも、「どうして、金利が変動するの?」っていう基礎にポイントを絞って解説していこうと思います。
今回は、比較的分かりやすい内容です。分かる方は、復習がてら読んで見てください。そして、解説が「いまいち…だなぁ~」と、感じたら迷わず、コメントお願いします。その、コメント(アドバイス、批評)が、私を成長させてくれます!
では、一緒に学んでいきましょう♪
①-1.「金利って、なんで変わるの?」
それは、需要と供給のバランスがあるからなのです。
・貸したい人より借りたい人が多いと金利が上がる
例えば、10,000円を貸せる人が1人しかいません。それに対して10人の人が10,000円を借りたいとすれば、どうなるでしょう?
私なら、より利息を高く払ってくれる人に、お金を貸します。
となると、金利は、オークションのごとく上昇します!(そんな金貸しを、たみはしたいです(笑)。)
・貸したい人より借りたい人が少ないと金利が下がる
一方、10,000円貸せる人が10人います。それに対して、借りたい人が1人の人しかいなければ、とうなるでしょうか?
貸し手としては、安くてもいいので金利が欲しいので、金利の安売り大会が始まりまり、金利は下落します。
①-2.「金利をコントロールし、景気をコントロールする」
これを前提に、実際の感じで説明すると、どうなるのかを考えていきましょう。
仮に景気が良かったとします。モノを作っても、サービスを提供しても、どんどん売れウハウハです♪ となると、経営者はお金を借りてでも、生産力を上げて儲けたいと考え、工場などの設備投資をし、人も多く雇います。
となると、お金を借りたい人が増えるので、金利はどんどん上昇していきます。
それに対して、景気が悪く、モノやサービスが売れなかったとしましょう。設備投資はしませんし、人も雇わなくなります。利息で稼ぐ銀行は必死です。他社に負けまいと金利を下げてくるでしょう。
これが、金利が変動する理由です。
だだ、こんな感じでポンポン金利が変動していては、世の中大変です。
なので、中央銀行(日本なら日本銀行)は、金利を安定させるために、コントロールしています。これが政策金利です。
この理屈で、金利をコントロールできれば、景気もコントロールできますよね。
では、次のステップです。
②「インフレーションとデフレーション(物価について)」
一般的には、インフレとは物価が高くなることとして、捉えられてますが、正確に言う通貨(お金)の価値が下がったことを意味します。
さて、これを私たちの生活に置き換えて説明します。
給料が変わらなったとしましょう(なんだか、最近は下がり気味の日本ですが…)。で、今まで、10,000円で買えたものが11,000円になったとしましょう(インフレ)。私は、困ってしまいます(涙)。みなさんは、どうでしょうか?
逆に、今まで10,000円だったものが、9,000円になったとしましょう、私なんかは、年収が100万ダウンし300万円位になったので、大喜びです♪♪♪
しかし、はたして、それでOKなのでしょうか?
物価の下落(デフレ)は、企業(事業者)が、儲からなくなり困っしまいます。それは、私たちの給料が下がることを意味し、その結果、モノやサービスが買えなくなることになります。
そうなのです。インフレも、デフレも極端になると困るのです。
③ 中央銀行の役割(政策金利)
現在の日本で説明します。「2%のインフレを目指す!」とか、「デフレ経済からの脱却を目指す!」などを、おそらく、みなさんも、どこかで聞いた事がありますよね。
デフレなのにモノやサービスが売れにくい状況だから、こういう目標ができるのです。
物価が安いのに、売れないって、ひどい状況ですよね。
なので、中央銀行は、景気の好循環を作るために、①-1.で説明した感じの、自由な金利市場にはせず、金利をコントロールするのです。
中央銀行は、モノやサービスが売れるよう、企業がお金を借りやすくし、設備投資をし、人をたくさん雇えるようにするため、意図的に金利を下げます。
企業が儲かるようになると、たくさん人を雇えますし、給料も上がるはずです。
それは、モノやサービスを買いたいという人が増え、物価が上昇し、さらに企業が儲かるという経済の好循環を作ることになるのです。
中央銀行(日本銀行)が、金利を下げるのは、そういう目的なのです。
④金利が株価などに与える影響
ここは、結論のみ記述します。詳しくは、私の過去の記事を参考にしてみてください。
基本的な考え方としては、
金利を下げると、株価、債券は上昇します!
金利を上げると、株価、債券は下落します!
(金利と株価の関係は、この下の記事で解説しています)
tihouno-takudora.hatenablog.com
(金利と債券の関係は、この下の記事で解説しています)
tihouno-takudora.hatenablog.com
【最後に】
・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
・この内容が、読まれた方の投資のみならず、経済の基礎知識などの参考になればうれしいです。
・私は、このブログを通して、私自身をさらけ出しながらでも、将来のお金に不安を感じていながら、どうしていいかよく分からない、という方の背中を、少しでも押すことができれば...と思ってます。
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