『タクドラたみ』の米国株投資

『米国株投資』で 老後資金 2,000万円作りに 挑戦中!

『債券価格 何で変わるの?』

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こんにちは!タクドラのたみです(^^♪

今回は、債券の基本についてです。

私は、金融の知識が、ほとんどないのに思いつきで、約1年前、株の世界に足を踏み入れましたが、何とかかんとか上昇相場に乗って、まだ生き延びています。

そんな、私の長年の謎!?について、今回も、一緒に勉強していきましょう!

なるべく、分かりやすく解説していきますので、最後までよろしくお願いします。

 

『債券って何?』

まず「債券って何?」それから簡単に説明します。

そもそも債券とは、国や企業が、投資家から資金を借り入れるために発行したものです。

国が発行したものは国債、地方公共団体が発行したものは地方債、企業が発行したものは社債で、それらをまとめて、債券とよんでます。

債券には5年(中期)とか、10年(長期)など、満期日が決まっていて、投資家が貸したお金は、そのまま投資家に返されます。

ただ、それだけの話だと、投資家には、何のうまみもないので、国や企業は利息(クーポン)を出します。

その利息の金額は、債券を買った時に決まって、株のように変動しません(固定金利)

(株は変動金利でしたね。)

例えば、期間が10年、10万円で年利3%の債券の場合だと、投資家は毎年、3,000円の利息を手にすることができ、10年で30,000円利息をもらえることになります(安全性の高い資産ですね♪)。

なので、投資家は、10万円貸すと、10年後には結果として13万円を手にすることができるのです。

 

『債券価格の変動って?』 

次に、「債券価格が上がった、下がった?どういう事?」なのですが、

そうですよね。先ほどの説明では、債券価格が変わるって、意味が分かりませんよね。私自身、長年これを謎に思ってました。

ここが今回の、最大のポイントです!

ストーリーで解説しますね。

【債券価格の変動】

ある日、証券会社を通し、「10万円で利回り3%」の10年ものの債券を、得債 券男(仮名 とくさい けんお )さんが買いました。

得債さんは、毎年、3,000円、10年で3万円の利益が出せると喜んでました。

しかし、その1年後、状況が変わり、「10万円で利回り5%」の債券を販売しました(金利の上昇)

得債さんは、3%の債券だと、年間3,000円の利息ですが、年間5,000円の利息がもらえる5%の債券の方が、年間2,000円多く利息が入るので魅力的になりました。

10年ものの債券なのですが、債券は期間の途中で売買ができます。

そして、3%の債券を証券会社を通して、別の人に売り5%の債券を買うことにしました。

しかし、金利の上がった今「10万円で利回り3%」の債券は10万円で買う人がいません。

そこで、得債さんは、利回り3%で10万円の債券を98,000円で売りに出しました(債券価格の下落)。

2,000円安い、98,000円で売っても、5%の債券5,000円-3%の3,000円で差額が2,000円です。得債さんの今年の利益は、相殺されてなくなりますが、来年以降、残りの8年5,000円ずつお金が入ってきます。

ということで、計算すると、得債さんは、10年間3%の債券を持ち続けると30,000円の利益だったのですが、売買することで43,000円と、利益を増やすことに成功しました!♪

(実際の数式は、もう少し難しいのですが、 今回は説明用なので、これでご勘弁下さい)

 

みなさん!これで、何故、債券価格が変動するのか?

そして、金利の上昇が、債券価格の下落になるのか?

基本は、理解できたでしょうか?

ただ、厳密にいうと、手数料をや税金やがあったり、様々な要因が絡まり、必ずしもそうならない事が多々あります。ザックリ過ぎる説明で、突っ込みどころは満載で怒られそうです(^^;)が、そこは、ご勘弁ください。

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【まとめ】

基本的には、

金利の上昇は、債券価格の下落

金利の下落は、債券価格の上昇

です!

 

ついでなので、以前の内容の復習です!

金利の上昇は、株価の下落

金利の下落は、株価の上昇

金利と株価の関係についいては、下の記事で解説していますので、気になる方は、ご覧になってください。

tihouno-takudora.hatenablog.com 

なるほど!

金利が上がると、株価も債券の上がり

金利が下がると、株価も債券も上がるのです。

 今は、金利が下がっているので、基本、株も、債券も、上昇相場なのです!

 

【最後に】

・今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

・この内容が、読まれた方の投資のみならず、経済の基礎知識などへの参考になれば嬉しいです。

・私は、このブログを通じて、私自身をさらけ出しながらでも、将来のお金に不安を感じていながら、どうしていいのかよく分からない、という方の背中を、少しでも押すことができれば…と思っています。

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なぜ金利が上がると債券は下がるのか